環境保全

自然環境を舞台に事業を行うNYKグループは、海洋環境、生物多様性の保全活動など、環境保全に取り組みます。

紀州みなべのアカウミガメ調査プログラム

2016年に認定NPO法人アースウォッチ・ジャパンと協働し「紀州みなべのアカウミガメ調査」プログラムを立ち上げました。毎年7月、当社グループ社員と一般公募者を合わせた約20名がボランティアとして調査に参加し、自然環境や生物の変化に対する理解を深めています。

和歌山県みなべ町は、絶滅のおそれがあるアカウミガメの産卵地として本州最大規模を誇る地域で、1990年以降、生態の解明調査が進められてきました。本プログラムでは、日本ウミガメ協議会の研究者や地元の市民団体みなべウミガメ研究班による指導の下、夜間に産卵のため上陸したアカウミガメの個体識別標識(タグ)の確認や装着、また甲羅の長さ・幅の計測などを行います。

  • 「紀州みなべのアカウミガメ調査」プログラム
    和歌山県みなべ町では千里浜の他、周辺の岩代浜と高浜でも例年アカウミガメの上陸が確認されているが、人員不足等の理由から個体識別の調査が進まなかった。本プログラムは、市民ボランティアの手を借りて、生涯産卵回数の算定調査を実施し、アカウミガメの生態解明と保全に貢献することを目的としている。

リサイクル活動への参加

当社では、使い捨てコンタクトレンズの空ケースや使い捨てカイロを回収し、各活動団体へ寄付しています。コンタクトレンズの空ケースはリサイクルしさまざまな商品へ再資源化、カイロの中身は自然環境を改善する活動に役立てられています。