安全基準NAV9000

安全運航-最優先すべき社会的責任

当社グループは、「安全なくして信頼なし。信頼なくしてビジネスなし。」の考えの下、時間や手間を惜しまず安全運航の徹底に注力しています。

NAV9000の概要

  • 本店の海務グループ グローバル・マリタイム・クオリティ・アシュアランスチーム

当社グループは、1998年から独自の安全基準「NAV9000」に基づく安全運航推進活動を展開しています。
「NAV9000」は、人命の安全、運航船舶の安全の確保と環境保護の責任を果たすことを目的に、国際条約、業界基準並びに業界のグッドプラクティスをはじめ、これまで当社が蓄積してきた事故の再発防止策、お客さまの要求事項など約1,500項目が集約された独自の安全基準です。
運航船約750隻すべてに展開し、この基準をもとに年間約250隻の船舶、約30社の船主・船舶管理会社のアセスメントを実施しています。
尚、NAV9000による安全推進活動については、日本海事協会よりISO9001の認証を受けています。

NAV9000のPDCAサイクル

  1. ※1コロナ禍により2020年4月以降訪船監査を延期。
    2020年8月1日からリモート本船監査(NAV9000 e-Audit開始)
  2. ※22020年から集計方法を年度から年計へ変更。
    2020年は2019年度分と一部重複(2020年1~3月分)

NAV9000の真髄は対話

NAV9000監査

NAV9000のアセスメント活動では、パートナーである本船乗組員・船舶管理会社の安全レベルを評価し、安全文化の醸成に向けて共に考えるために対話を重視しています。「パートナーと共に」をキーワードとして掲げ、日本人のみならずインド人、フィリピン人評価員※による現場確認や関係者との強いパートナーシップを維持し、安全を先取りした高い安全管理体制を実現しています。

  • 評価員は外部機関の監査員研修を受講した当社グループの船長、機関長を起用しています。