定期船事業

コンテナ船部門について

世界最大級の航路ネットワークにより、きめ細かなサービスをグローバルに展開

私たちの生活に欠かすことのできない食料品や日用品、電化製品などさまざまなものがコンテナ船で輸送されています。

2008年の金融危機により世界のコンテナ荷動きは一旦半減しましたが、その後着実に回復し、中長期的にはアジアや資源国の堅調な経済成長と世界の人口増加に伴い、ものの流れも増大すると予測しています。

当社は川崎汽船、商船三井と3社の定期コンテナ船事業を統合することを決定、合弁でシンガポールに事業運営会社であるOcean Network Express Pte. Ltd. (ONE) を設立し、2018年4月よりサービスを開始しました。グローバルな組織体制のもとで、30隻余の超大型コンテナ船を含む総数約240隻の船隊を運航、100ヶ国以上を結ぶ広範囲なネットワークを構築することで、お客さまのさまざまなニーズに対応可能な、世界最高水準のサービスを提供していきます。

ターミナル関連部門について

国際物流の中継基地となるターミナル・港湾関連サービス

拡大するグローバル経済の下、海陸一貫輸送の中継点となる港湾は円滑な国際物流を支えるインフラとしてますます重要な役割を果たしています。

日本郵船グループは各地でコンテナ船、自動車専用船、客船などのターミナル運営と荷役サービス、また、船舶代理店、曳船など、船のスムーズな運航をサポートする港湾関連サービスを提供しています。特にコンテナターミナルにおいては、大型船による大量輸送に対応して高度なシステム荷役機器を整備し、安全、正確、かつ効率的なオペレーションを行っています。また、CO2を含む大気汚染物質の排出を軽減する荷役機器・装置の導入なども進めています。

国内ターミナル拠点

日本郵船東京コンテナ・ターミナル(大井ふ頭6/7号バース)

所在地 東京都品川区八潮2-5-2(MAP)
ターミナル総面積 275,000m2
岸壁水深・長さ・奥行 15m / 680m / 405m
ガントリークレーン 6基
定格荷重 50ton
アウトリーチ 47.7m (17列) 4基
50.0m (18列) 2基
トランスファークレーン 20基
ヤード専用シャーシ 26台
トップリフター 3台 (実 2台 / 空 1台)
蔵置能力 約14,000TEU
リーファープラグ 846プラグ
ゲート イン 10レーン / アウト 5レーン

日本郵船横浜コンテナ・ターミナル
(2021年4月よりMC1~4の一体運用を開始)

所在地 神奈川県横浜市中区南本牧2番地(MAP)
ターミナル総面積 854,000m2
岸壁水深・長さ・奥行 MC1-2:16m / 700m / 570m
MC3-4:18m / 900m / 500m
ガントリークレーン MC1-2:6基
MC3-4:5基
定格荷重 コンテナ 48 / 65 / 82(single / twin / under hook, ton)
アウトリーチ MC1-2:63m(22列)
MC3-4:69m(24列)
年間取扱能力 2,400,000TEU
リーファープラグ MC1-2:1,272プラグ
MC3-4:1,332プラグ
ゲート MC1-2:IN15レーン、OUT3レーン
MC3-4:IN12レーン、OUT3レーン

日本郵船神戸コンテナ・ターミナル(六甲アイランドRC6/RC7バース)

所在地 兵庫県神戸市東灘区向洋町東4-25(MAP)
ターミナル総面積 265,264m2
岸壁水深・長さ・奥行 16m / 700m / 379m
ガントリークレーン 5基
定格荷重 50ton
アウトリーチ 63.1m (22列)
トランスファークレーン 14基
ヤード専用シャーシ 20台
蔵置能力 12,000TEU
リーファープラグ 492プラグ
ゲート (メイン)10レーン
(サブ) 2レーン