環境目標・活動計画
「環境経営指標」によるGHG排出量の把握と管理
地球温暖化防止に向け、運航船舶からのGHG排出量の削減に取り組んでいます。GHG排出量を把握し、削減目標を管理するため、環境経営指標を導入しています。
環境経営指標は、IMO※1のガイドラインに準拠したGHG排出原単位を用いています。
環境経営指標=環境負荷(GHG排出量)/事業付加価値(海上輸送重量トン・キロメートル)
- ※1IMO
International Maritime Organization
国際海事機関の事。海運・造船に関する技術的問題や法律的問題について、政府間の協力の促進や条約の策定等を行っている国連の専門機関。
当社の温室効果ガス削減達成実績と最新の目標は下記の通りです。

- ※2環境宣言
2021年9月30日、日本郵船グループの外航海運事業に関連するGHG削減長期目標を「2050年までのネット・ゼロエミッション達成」とすることを決定しました。
詳細は以下ロードマップおよびプレスリリースをご参照ください。

- 関連リンク:
- ※3SBT (Science Based Targets)
パリ協定が求める水準に整合し、企業による科学的根拠に基づいたGHG排出削減目標。
- 関連リンク:
尚、現在の目標の進捗状況は下記の通りです。
環境経営指標データ
船種 | 環境経営指標(g-CO2e/トン・キロメートル) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
Scope1 (船舶 + 航空機) | 6.36 | 6.33 | 6.26 | 6.20 | 6.18 | 6.11 | 6.53 | 6.10 |
- ※輸送単位当たりのCO2排出量推移(基準年2015年度)
- ※2021年10月以降の2050年目標をネット・ゼロエミッションへ変更
- ※2021年度実績に関しては、一部Scopeを見直して再集計の上改めて第三者認証を取得し、再集計後の数値で再計算した値に修正しています