社長と船長・機関長らが意見交換

~海陸一丸での安全改善活動~

当社は8月7日に東京都千代田区の本店で代表取締役社長の長澤仁志をはじめとする役員・監査役20名と船長・機関長計6名による懇談会を開催し、当社グループが運航・管理する船舶の安全について活発な意見交換を行いました。

本懇談会は安全キャンペーン「Remember Naka-no-Se」(注1)の一環として、「安全環境対策推進委員会」(注2)の委員長である社長自らが船舶運航の現場で指揮を執る船長・機関長と直接意見を交換し、安全活動の実効性を高めることを目的としています。

今年も現場で起こっている問題点や改善提案について活発な議論が交わされました。社長からは、「この懇談会も安全に対する改善活動の一つ。2020年から強化される船の排ガス規制強化をはじめとするさまざまな課題に対して海陸一丸となって取り組んでほしい」との発言がありました。また、より一層海陸間コミュニケーションを深める仕組みを考え、問題点、改善活動の進捗を経営レベルまで共有し、さらなる高みを目指すよう要請しました。

8月5日には社長が横浜市鶴見区大黒埠頭に停泊中の自動車専用船「HERITAGE LEADER」を訪船して、本船の船長・機関長と日常業務におけるコミュニケーションの重要性や規制強化に伴う現場の問題点などについて意見交換しました。

当社はさらなる安全運航を達成するべく、現場との密なコミュニケーションにより日々の改善に努め、差別化の源泉となる安全管理体制の強化を図ります。

(注1)「Remember Naka-no-Se」
1997年7月2日に発生した原油タンカー「ダイヤモンドグレース」の東京湾中ノ瀬原油流出事故を教訓として、毎年7月1日から2カ月間、安全運航の重要性をすべての社員が再確認するために実施している安全キャンペーン。

(注2)安全環境対策推進委員会
安全対策および環境問題に関する社長を委員長とする会議。

船長・機関長との懇談会の様子

自動車専用船「HERITAGE LEADER」のブリッジで船長らと意見交換する当社社長 長澤仁志(右)

自動車専用船「HERITAGE LEADER」の機関室

以上

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