グリーンボンド(第40回無担保社債)発行に関するお知らせ|日本郵船
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グリーンボンド(第40回無担保社債)発行に関するお知らせ

2018年4月17日

当社は国内市場において公募形式によるグリーンボンド(第40回無担保社債)を本年5月に発行する予定です。外航海運業界におけるグリーンボンドの発行は世界初の事例です。

グリーンボンドとは、調達資金の使途を環境改善効果のある事業(グリーンプロジェクト)に限定して発行する債券です。当社は新中期経営計画“Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green”でESG(環境・社会・ガバナンス)の観点を取り込み、企業価値と社会価値の持続的な発展と成長を牽引する目標を掲げました。グリーンボンドの発行により、資金調達リソースの拡大を図るとともに、当社の環境投資への積極的な取り組みを幅広いステークホルダーの皆さまに認知いただくことを企図しています。

<グリーンボンドの概要>

発行体

日本郵船株式会社

発行年限

5年

発行額

100億円

発行時期       

本年5月を予定

資金使途

当社が策定した環境対応船の技術ロードマップ(注1)で予定する投資

(新規および一部リファイナンス)

①液化天然ガス(LNG)燃料船、②LNG燃料供給船、

③バラスト水処理装置、④SOx(硫黄酸化物)スクラバー 等

主幹事

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、野村證券株式会社

Green Bond Structuring Agent(注2)

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社


その他 :
・本グリーンボンドの適格性と透明性の確保および投資家への訴求力向上のため、第三者評価として、世界有数の仏ESG評価機関であるヴィジオアイリス(Vigeo Eiris)からセカンドオピニオンを取得予定です。

・本グリーンボンドは、環境省の「平成30年度グリーンボンド発行モデル創出事業に係るモデル発行事例」に国内一般事業会社として初めて選定されました。今後、環境省とその請負事業者によりグリーンボンドガイドラインの適合性が確認され次第あらためて発表します。環境省ウェブサイト:http://www.env.go.jp/press/105398.html

・当社はClimate Bonds Initiative(注3)が今後設置するワーキンググループに参加し、外航海運業者が発行するグリーンボンドの評価基準策定に協力する予定です。

(注1) 環境対応船の技術ロードマップ


① LNG燃料船
従来の重油ではなく、LNGを燃料に用いる船舶。重油焚きに比べ、CO2 (二酸化炭素)を約30% 、SOx(硫黄酸化物)・ PM(排気微粒子)を約100%、NOx(窒素酸化物)を最大で約80%削減可能。
*世界初のLNG燃料自動車専用船が竣工(2016年9月発表の当社プレスリリース)
http://www.nyk.com/release/4207/004442.html

② LNG燃料供給船
LNG燃料船にLNG燃料を供給する船舶
*世界初の新造LNG燃料供給船が竣工(2017年2月発表の当社プレスリリース)http://www.nyk.com/release/4732/004783.html

③ バラスト水処理装置
バラスト水(船舶がバランスを保持するための海水。通常荷揚げ港で船底のタンクに注水、荷積港で排出される)に含まれる海洋生物を処理する装置。海洋環境に影響を及ぼす水生生物の越境移動を防ぎ、生物多様性の保全に寄与する。

④ SOxスクラバー
船舶のエンジンから排出されるSOxを含む排気ガスに海水を噴霧し、硫黄分を除去する装置。


(注2)Green Bond Structuring Agent
グリーンボンドのフレームワークの策定およびセカンドオピニオン取得の助言等を通じて、グリーンボンドの発行支援を行う者。

(注3)Climate Bonds Initiative
債券市場を通じて、気候変動問題の解決を目的とする国際NGO機関。グリーンボンドに関する情報発信とClimate Bonds Standardなどのグリーンボンド評価基準の策定や、政府、金融機関および事業会社に対する政策提言などを行う。
https://www.climatebonds.net/

以上

本プレスリリースは、社の証券発行に関する情報を公表することを唯一の目的に作成されたものであり、日本国外を問わず一切の投資誘またはそれに類する行為のために作成されたものではありません。



 
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。