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当社LNG船に初のナイジェリア人機関長が誕生


当社グループの船舶管理会社であるNYK Shipmanagement Pte. Ltd.(エヌワイケイ・シップマネジメント社)(注1)は6月4日、ナイジェリア人のAikins Kofi Obeng(アイキンス・コフィ・オベング)氏をNigeria LNG Ltd. (ナイジェリア・エルエヌジー社、以下「NLNG社」)と長期傭船契約を締結している「LNG BORNO」の機関長に登用しました。
ナイジェリア船員の育成は、NLNG社が目指すナイジェリア人の幹部配属化の実現のため、NLNG社と日本郵船が共に取り組んでいるもので、今年2月には初のナイジェリア人船長が誕生しています。

同氏は2007年から当社グループが運航しているLNG船に機関士として乗務経験を積み、現在は初のナイジェリア人機関長として実務についています。
当社は国籍を問わず質の高い船員育成を推進しており、今回の機関長誕生は、優秀な船員のハイリスク船(注2)への幹部登用を促進してきた取り組みが結実したものと言えます。

Aikins Kofi Obeng機関長コメント
「NYKに心から感謝の意を表します。海上で働くナイジェリアの同僚達に不屈の精神と固い決断力で困難を乗り越えられる、不可能なことはない、というナイジェリアの精神を伝える機会としたいと思います。」

アイキンス・コフィ・オベング機関長

日本郵船グループは、中期経営計画 “Sail Green, Drive Transformations 2026 - A Passion for Planetary Wellbeing - ”を2023年3月10日に発表しました。“Bringing value to life.”を企業理念とし、2030年に向けた新たなビジョン「総合物流企業の枠を超え、中核事業の深化と新規事業の成長で、未来に必要な価値を共創します」を掲げ、ESGを中核とした成長戦略を推進します。

今回の取り組みが特に貢献するSDGsの目標

(注1)NYK Shipmanagement Pte. Ltd.
2001年設立の当社100%子会社(本社:シンガポール)。当社グループ運航船の船舶管理、船員配乗を行う、当社グループの船舶管理体制の核となる会社。フィリピン、インド、マレーシア等に支店を持つ。

(注2)ハイリスク船
タンカーやLNG船など、危険物を輸送する船の種類のこと。

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