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社長・船機長懇談会で現場の意見を広聴

事故を起こさない運航体制構築を目指して

当社は、船と陸上オフィス間のコミュニケーションを促進する事で事故を起こさない運航体制を構築することを目的とし、代表取締役社長の長澤仁志をはじめとする役員22名、陸上の営業やオペレーション担当等の運航に携わる社員や、船上・休暇中の海上社員を含む合計164名による社長・船機長懇談会(以下、懇談会)を9月27日オンライン環境で開催しました。

本懇談会は、当社が実施する安全キャンペーン「Remember Naka-no-Se」の一環として、1997年7月に発生したダイヤモンドグレース号による東京湾内での油流出事故を教訓に、安全活動の実効性を高めることを目的として「安全環境対策推進委員会」(注1)の委員長である社長自らが、船舶運航の現場で指揮を執る船長・機関長と直接意見交換を行う場で、毎年実施しています。

今回の懇談会では、船陸間コミュニケーションの重要性と、船上におけるESG経営について、航海中のLNG船「PACIFIC ENLIGHTEN(パシフィック・エンライトゥン)」も参加し、活発な意見交換が行われました。社長からは、「ESGを本船上で具現化するため、引き続き、高い意識を持って安全運航に努めてもらいたい」との発言がありました。

当社は安全運航を事業継続の根幹及びESG経営における一丁目一番地と位置づけ、今後も安全管理体制の一層の強化に努めます。

                  懇談会の様子
        ※別室で参加している参加者はマスクを外しております。

     LNG船 PACIFIC ENLIGHTEN


【本船概要】
全長 : 288メートル
全幅 : 49メートル
積載容量:約145,400m3
造船所 : 三菱重工業㈱長崎造船所
船籍 :バハマ


当社グループは、「NYKグループ ESGストーリー」(注2)に基づき、事業を通じてSDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献や社会課題の解決を図り、新たな価値を創造する取り組みを進めています。今回の事故を起こさない運航体制構築を目的とした船陸の懇談会もその一環となります。ESG経営を力強く推し進めるべく「Sustainable Solution Provider」として新たな価値創造を推進してまいります。

注1)安全環境対策推進委員会
安全対策及び環境問題に関する社長を委員長とする会議

(注2)NYKグループ ESGストーリー
当社グループにおいて、ESGを経営戦略に統合するための考え方と具体的な取り組みを明示する指針。詳細は以下プレスリリースよりご覧いただけます。

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以上

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