お知らせ

IMOで海事業界をリードするアンモニア燃料船の社会実装への取り組み発信

世界初の商用アンモニア燃料タグ「魁」の2年間の実運航知見など紹介

日本郵船株式会社(以下「当社」)は、9月14日から18日に英国ロンドンの国際海事機関(IMO:International Maritime Organization)本部で開催された第12回貨物運送小委員会(CCC12)の会期中に、アンモニア燃料船の社会実装に向けた当社グループの取り組みを発信しました。世界初の商用アンモニア燃料タグボート「魁」を2024年8月の竣工以来、約2年間にわたりアンモニアを燃料として運航する中で蓄積した知見を紹介するとともに、本年11月に竣工予定のアンモニア燃料アンモニア輸送船(以下「AFMGC」)の開発状況や当社の安全に対する考え方について説明しました。

「魁」模型の寄贈式の様子

左から、
株式会社新日本海洋社 「魁」機関長 高橋淳
当社常務執行役員 Carl-Johan Hagman
IMO事務局長 Arsenio Dominguez
株式会社新日本海洋社 「魁」船長 川井昌也


9月14日には、「魁」のモデルシップをIMOへ寄贈しました。寄贈式では、当社執行役員のカールヨハン・ハグマンからIMOのアルセニオ・ドミンゲス事務局長へモデルシップを贈呈し、各国政府代表や国際機関、海事関係者に対して、当社グループによるアンモニア燃料船の開発・実用化に向けた取り組みや、脱炭素化に向けた挑戦を紹介しました。

講演の様子
当社技術開発グループ長 加藤淳


9月17日に開催されたIMO主催の技術セミナー「Technical Seminar on the use of ammonia as marine fuel」では、当社技術開発グループ長の加藤淳が登壇し、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業の一環として2021年より当社が取り組むアンモニア燃料船2隻の開発背景や、本船に採用されている当社の安全思想、船員教育プログラムなどについて講演し、業界に先駆けて蓄積してきた知見を共有しました。
また、本セミナーでは「魁」の運航を担う当社グループの株式会社新日本海洋社の船長および機関長も登壇し、アンモニア燃料船の安全性や運用上の課題について、2年間にわたる運航経験に基づく実践的な知見を紹介しました。

当社グループは、技術開発や安全管理に加え、「魁」の実運航を通じて蓄積した知見を外航アンモニア燃料船へ展開することで、アンモニア燃料船の社会実装と普及拡大を推進するとともに、持続可能なアンモニアバリューチェーンの構築と国際海運のカーボンニュートラル実現に貢献していきます。

以上

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