2025年09月19日
世界最大級のエネルギー分野展示会「Gastech 2025」に出展
当社のエネルギー事業や脱炭素化実現のための取り組みを世界に発信
当社は、9月9日から12日にかけてイタリアのミラノで開催された、エネルギー関連分野の世界最大級の展示会「Gastech 2025」に出展し、LNG輸送を通じたエネルギーの安定供給、持続可能な社会の実現に向けた当社の取り組みや技術革新について紹介しました。11日には、当社執行役員の横山勉が海運業界の脱炭素化を目指したアンモニアの舶用燃料利用の取り組みについての講演を行いました。
ブースの様子
一番左が当社執行役員 横山勉
今年で53年目となる「Gastech」は、天然ガス、アンモニア、水素、二酸化炭素の回収・貯留技術(CCS)、気候技術、AIなど、エネルギー分野のトップランナーが集結する世界最大級の展示会・会議です。
当社は、中核事業であるLNG輸送などを通じてエネルギーの安定供給に取り組んでいますが、持続可能な社会の実現に向けて、CCSやアンモニアをはじめとする次世代燃料の導入や技術開発も積極的に推進しています。国内外のエネルギー関係者に当社の取り組みを広く知っていただき、既存のパートナーや新たなステークホルダーとの関係を構築して持続可能な社会の実現を加速させることを目的に、今回出展しました。
9月11日に行った横山の講演では、「アンモニア舶用燃料利用の実現と燃料アンモニアのバリューチェーン構築に向けた取り組み」をテーマに、2024年に竣工した世界初のアンモニア燃料タグボート「魁」の商用航海の状況や26年11月竣工予定のアンモニア燃料アンモニア輸送船の開発状況、アンモニア燃料供給事業の進捗を紹介するとともに、燃料アンモニアバリューチェーン構築への取り組みについて述べました。
当社は、23年11月に「NYK Group Decarbonization Story」を発表し、2050年までのGHG排出量ネット・ゼロ達成を掲げています。今後も、アンモニアをはじめとする次世代燃料の導入や技術開発などの取り組みを通じて、国内外のパートナーと協力しながら持続可能な社会の実現を目指します。
以上
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