2025年07月31日
当社グループの2024年度温室効果ガス(GHG)排出データを開示
Scope3のデータ収集の対象範囲とカテゴリーを拡大
当社はこのほど、2024年度の国内外主要連結子会社を含めた当社グループの温室効果ガス(GHG)排出データを当社Webサイト内で開示しました。
GHG排出量の算出について、国際的な算定および開示基準であるGHGプロトコルのScope1、2だけでなくScope3(注1)のデータ収集を、これまでは当社単体と一部のグループ会社を対象に行ってきましたが、2024年度からは対象をすべての国内外主要連結子会社、並びに主要持分法適用会社に広げ、また、これまで一部のカテゴリーからのみだった排出量の収集を全15カテゴリーに拡大しました。これにより、Scope1、2、3の全データを国内外の主要連結子会社から収集していることになります。(注2)
2024年度のScope 3の算定、開示は、早期のGHG排出量全体像の把握を図るため、当社グループが2023年に脱炭素化の取り組みを示した「NYK Group Decarbonization Story
」で掲げた2025年度のScope 3算定、開示スケジュールから1年前倒しで行いました。引き続き、2050年のネットゼロ目標達成に向け、Scope 3の集計のさらなる高度化、データの精緻化とともに、削減のための取り組みを進めていきます。
収集したデータに関して、当社は2011年度より継続的に第三者認証機関によるデータ検証を受けており、2024年度の当社の算定が正確に測定、算出されていることについて保証書を取得しています。
当社は、今後も継続的な集計および分析を行うことで、より効果的なGHG排出量削減に向けて取り組んでいきます。
(注1)企業のサプライチェーン全体に関連する間接的な排出量。原材料の調達、製品の輸送、製品の使用、廃棄など、企業活動の外部で発生する排出が含まれる。
(注2)株式会社NTTデータとの調査結果を踏まえ、Scope3のカテゴリー8、10、12、14は該当するGHG排出がないことを確認。
以上
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