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自然の価値を「見える化」 産官学「共創」プロジェクトが本格化

海水サンプル採取と社会実装に向けた知見提供で貢献

国立大学法人東北大学(以下「東北大学」)がリーダーを務め、当社を含む26企業・団体が参加する産官学プロジェクト「ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点」(以下「本プロジェクト」)が2月下旬、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の昇格審査により「本格型」に採択されました。本プロジェクトは2022年10月にJSTから「育成型」に採択され、これまで環境DNA(注)による海洋や流域・山岳などの生物多様性調査や評価手法の開発などの活動を行ってきました。今般、これらの活動と成果が評価され、24年度からは「本格型」として長期助成対象となります。

本プロジェクトは自然の価値を「見える化」して経済に組み込み、人材を育てることで自然の回復による社会変革を目指します。将来的には、本プロジェクトで得られた成果の社会実装に向け、企業の観点から知見を提供します。

当社は「海への恩返し」の考えのもと、海洋環境保全を当社グループが取り組むべき重点テーマの一つと位置付けています。22年6月に、東北大学が代表機関を務める環境DNAの大規模観測プロジェクト「ANEMONE」のコンソーシアムに参加し、誰でも無料でアクセスできる専用データベース「ANEMONE DB」の拡充に海水サンプルの採集・提供を通して関わっています。本プロジェクトでも自然の価値を「見える化」する科学技術開発のため、「ANEMONE DB」のデータの活用が予定されています。

本プロジェクトの研究の背景や取り組みの詳細、今後の展開は東北大学のプレスリリースをご参照ください。
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20240306_02web_np.pdf

(注)環境DNA
土壌や水に含まれる細胞片や糞の中のDNAを活用して生物を調査する方法。「バケツ一杯の水」のみによってそこに住む生物の種類を調べたり、分布を調べることができるため、革命的な生物調査法。

以上

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