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アストモスエネルギー向け大型LPG運搬船を「LUPINUS PLANET」と命名

当社初、LPG二元燃料エンジンを搭載

9月2日、世界有数のLPガス(Liquefied Petroleum Gas、以下LPG)事業会社である、アストモスエネルギー株式会社(以下「アストモスエネルギー」)向けの大型LPG運搬船(Very Large Gas Carrier、以下VLGC)の命名式が、川崎重工業株式会社 坂出工場で行われました。

式典ではアストモスエネルギーの荒木 徹 常務取締役が同船を「LUPINUS PLANET(ルピナス プラネット)」と命名し、同ご令室による支綱切断が行われました。当社からは執行役員の西島 裕司らが出席しました。

写真)
中央 アストモスエネルギー 荒木 徹 常務取締役
右から3番目 西島 裕司 当社執行役員
※撮影時のみマスクを外しています。

本船は、当社初となる、LPGも燃料として使用できる二元燃料エンジンを搭載したVLGCであり、LPGを燃料として使用する場合、当社従来船の燃料油焚きに比べ、排気ガス中の硫黄酸化物(SOx) が85%以上、二酸化炭素(CO2)が15%以上削減されることになります。

当社は長きにわたり培ってきたアストモスエネルギーとの密接な関係をさらに強化し、また、環境に配慮した船隊整備を進めることで、サプライチェーンの低・脱炭素に貢献し、持続可能な社会の実現を目指します。

<本船概要>
全長:229.90 m
型幅:37.20 m
深さ(型):21.90 m
夏期満載喫水(型):11.60 m
積載容量:約86,500 m(うち、デッキタンク容量 2,500 m3)

当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー」(※)を2021年2月3日に発表し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めています。2022年3月24日には、2021年度のESG経営の具体的な取り組みと施策、超長期視点での持続可能な成長戦略を紹介する「NYKグループESGストーリー 2022」(※※)を発表しました。また、当社は、海上、陸上、ターミナル等のモードを問わず、モノ運びを通じてGHG(温室効果ガス)排出を低減し、お客様のサプライチェーンに還元していく取り組みを対象としたESGブランド「Sail GREEN」を展開しており、今回の取り組みもその一環です。

当社グループはESG経営を力強く推し進めるべく、気候変動に対応した事業戦略を通じ、「Sustainable Solution Provider」として新たな価値創造を推進してまいります。

※NYKグループ ESGストーリー
当社グループにおいて、ESGを経営戦略に統合するための考え方と具体的な取り組みを明示する指針。詳細は以下プレスリリースよりご覧いただけます。

※※NYKグループESGストーリー2022

「NYKグループESGストーリー」で掲げたESGの経営戦略への統合に向けた具体的な取り組みと、2021年度の施策を紹介した資料。詳細は以下プレスリリースよりご覧いただけます。

各社概要

アストモスエネルギー株式会社
本社:東京都 千代田区
代表取締役社長: 小笠原 剛
ウェブサイト:http://www.astomos.jp/

川崎重工業株式会社
本社:東京都 港区
代表取締役社長執行役員: 橋本 康彦
ウェブサイト:https://www.khi.co.jp

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以上

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