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“郵船みらいプロジェクト”コロンビア川海事博物館の海洋教育プログラムに協力

子どもたちに海への興味と関心を

当社は、“郵船みらいプロジェクト”(注1)の一環としてアメリカ・オレゴン州のコロンビア川海事博物館が企画する「ミニボート・プログラム」(注2、以下:本プログラム)に協力しました。

本プログラムは日本とアメリカの小中学生が、太平洋に放流した無人ミニボートの漂流状況の観測を通じて交流する海洋教育プログラムで、これまでに約1500人が参加しています。東日本大震災で八戸市の大久喜漁港弁天島にある厳島神社の鳥居の一部が流出、オレゴン州に漂着し、返還されたことがきっかけで2017年より始まりました。

今回当社は、米国の子どもたちが制作したミニボート2艘(「Nate the Great」「Kimura-sensei」)を、当社が運航する自動車専用船の「LIBRA LEADER」に積載し彼らが希望する太平洋上の地点(図「LIBRA LEADERの航路と放流エリア」参照))で放流しました。
今後、日米両国の子どもたちがミニボートに搭載されたGPSを通じて漂流状況を観測します。

子どもたちは本プログラムを通じて、科学・技術・工学・アート・数学などさまざまな知識を習得することができます。当社は、海を舞台にした本プログラムの趣旨に共感するとともに、子どもたちが普段はあまり馴染みのない海運業に興味を持つきっかけになることを願い、本プログラムに協力することにしました。
 
当社は今後も“郵船みらいプロジェクト”を継続し、次代を担う子どもたちが海運業界や船舶に興味を持ち、親しみを深めていただけるよう活動します。

ミニボート・プログラムの様子

LIBRA LEADERの航路と放流エリア

© OpenStreetMap

(注1)
「みらい」を担っていく世代に海運業と社会が密接につながっていることを伝え、子どもたちだけでなくステークホルダー、一般の方々を含めた皆さんに、外航海運やそれに携わる船員の仕事について理解していただき、「海運」のファンを増やしていく活動。2014年に開始し、これまでに船員による出前授業、職業体験イベントへの出展、ターミナル見学、船の一般公開などを行っている。

(注2)
ミニボート・プログラム
GPSを搭載した小型(約1.5メートル)ミニボートを海に放流し、そのボートの漂流状況を観測することで海洋に関する関心を高める海洋教育プログラム。
https://www.crmm.org/miniboat-program.html

以上

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