台湾・高雄のコンテナターミナルへの出資決定
―環境に優しく高品質なサービスを提供―
2013年11月5日
日本郵船株式会社
日本コンテナ・ターミナル株式会社
日本郵船株式会社（本店：東京都千代田区、代表取締役社長：工藤泰三）とグループ会社の日本コンテナ・ターミナル株式会社（本店：東京都港区、代表取締役社長：碓井康之）は、台湾の海運会社である陽明海運（Yang Ming Marine Transport Corp.）が保有し、高雄港にてコンテナターミナルを運営しているカオミン・コンテナターミナル社（Kao Ming Container Terminal Corp、以下KMCT社）の株式12.5パーセントを取得することを決定しました。
KMCT社は、高雄港湾局（台湾国際港湾公社）が進める高雄国際コンテナターミナルBOT（注）プロジェクトの下で設立されました。KMCT社が運営するコンテナターミナルは2011年1月に稼動を開始し、高品質な自動サービスや安全に配慮した施設として知られています。また、風車やソーラーパネルを使用して発電、二酸化炭素（CO2）の削減に貢献しており、環境に優しいターミナルとして高い評価を受けております。
同ターミナルは高雄港のもっとも利便性の高い場所にあり、船舶の着岸も容易な施設になっています。バースの長さは960メートル、水深16.5メートルで14,000TEU積みのコンテナ船2隻やそれ以上のコンテナ船も同時着岸できます。
BOTプロジェクトの第二フェーズは2014年9月に完了することを目標にしています。同ターミナルには計1,500メートルの長さを持つ4つのバースが完工する予定です。
当社グループはお客様に充実したサービスを提供するため、さらにコンテナターミナルのネットワーク強化を進めてまいります。
（注）Build Operate Transfer (BOT)
民間事業者が施設等を建設して維持・管理と運営を行い、事業終了後に公共施設等の管理者等に施設所有権を移転する事業方式。
以上
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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