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    ―長い船旅終え、南三陸町で贈呈式―
 
 

日本・チリ友好のモアイ像を無償輸送
―長い船旅終え、南三陸町で贈呈式―

2013年5月27日


寄贈されたモアイ像

当社が東日本大震災の被災地復興支援の一環としてチリから無償輸送協力を実施したモアイ像は5月25日、宮城県南三陸町に寄贈され、贈呈式が行われました。式にはモアイ像の制作や寄贈に関わった関係者らが参列、当社からは経営委員の吉田芳之が出席しました。
 
1960年のチリ地震による津波で被災した南三陸町では、1990年にチリとの友好と復興のシンボルとしてモアイ像を制作し公園に設置していましたが、東日本大震災の津波で倒壊してしまいました。震災後同地を訪れたチリのピニェラ大統領は新たなモアイ像の寄贈を約束、モアイ像のふるさとイースター島(チリ)の島民が島の石を使って作成しました。
 
2012年11月、完成した約3メートル、重さ約2トンのモアイ像はチリ国民の協力を受けながら、バルパライソ港で当社のコンテナ船“NYK Aquarius”に積み込まれました。この友好のシンボルは長い船旅を終えて日本に到着した後、東京と大阪で展示され、南三陸町へと移送されました。
 
当社グループは、今後もモノを運ぶという本業を通して社会貢献活動に取り組んでいきます。


船積みされるモアイ像のコンテナ

 
 
以上
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