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国連開発計画の「ソマリア社会再建プログラム」に支援決定

2013年2月8日

当社はこのたび、国連開発計画(以下UNDP)などが進める「ソマリア社会再建プログラム」に協賛することを決定しました。Shell International Trading and Shipping Company Limitedの提唱に応じたもので、British Petroleum、Maersk Line、Stena Line、商船三井、川崎汽船など7社で計100万ドルを支援することになります。
 
ソマリア社会再建プログラムは、ソマリア沖、アデン湾、インド洋での海賊行為の沈静化を目的として、UNDPやNPO法人が主導となり活動しています。今年度は主としてUNDPが行っている「農業や漁業などへの就労を促進することで生活基盤の安定化を図り、海賊行為に代わる生活手段を提供するプログラム」を支援します。若者を中心に海賊行為に依存しない生活習慣づくりと農業や漁業などを身に付けさせる実践プログラムを支援します。
 
厳しい経営環境下ではありますが、ソマリア社会再建プログラムへの支援決定は日本と欧州、アフリカ、中東地域を結ぶ重要な海上通商路の安全航行と資源・エネルギーの安全輸送の確保に寄与するだけでなく、貧困という海賊行為の背景にある社会的・経済的原因を根本から改善することで、ソマリアや海賊行為に苦しむ関係諸国に対する国際貢献に繋がるとの国際的・社会的意義を踏まえたものです。
 
当社は初年度の活動を評価した後、引き続きさらなる支援プログラムを決定していきます。
 
 
以上
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。