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事例紹介

岡田(石井)知子

女性社員で初めて子連れで海外赴任 2014年4月に3歳の娘と、シンガポールへ

岡田(石井) 知子

(2014年5月~シンガポール駐在)

NYK GROUP SOUTH ASIA PTE LTD
ASIA REGIONAL HEAD QUARTER
SENIOR MANAGER

育児や介護と業務を両立しながら、年齢・性別を問わず、誰もが力を発揮できる企業へ。

日本郵船は、自らが成長を続けるためには、全ての社員に能力を存分に発揮してもらう必要があると考えています。たとえば、能力と情熱を持つワーキングマザーが、家族や育児で国内に勤務を限定されるのは、本人にとっても、会社にとっても大きな損失です。
そこで日本郵船は、女性社員の、子供を連れての海外赴任を支援する体制づくりを推進しています。既に、一人の女性社員をその娘とともに海外へ送り出しました。
日本郵船で初めて子連れで海外赴任をすることになった女性社員の話を紹介します。

現在の仕事

グループ会社の統括拠点で、業務経験を積む

私は、2014年の4月から、南アジアの地域統括機能を担うシンガポールの現地法人で、シニアマネージャーとして仕事をしています。担当業務は、内部監査やコーポレートガバナンス強化、リスクマネジメント・コンプライアンスといった法務関連や投資案件のサポート、営業支援、CSR活動、海外労政など多岐にわたっています。
グループの重要拠点で、しかも政府が海事政策に力を入れていて、海運に関わる様々な政策が実施されるシンガポールのみならず、発展を続けながらも各種法制度が複雑で対応の難しさが課題となっている南アジア全域に視野を広げて業務経験を積めることは、自分自身の今後のキャリアにも非常に有益だと感じています。

グループ会社の統括拠点で、業務経験を積む

海外赴任の決断

夫の言葉が、シンガポール行きを後押し

「シンガポールへ行ってくれないか」と海外赴任の打診を受けた時は、「えっ、今ですか。子供、小さいですけど」と正直驚きました。日本郵船に入社したからには「海外で働く機会があるといいな」と漠然とは思っていましたが、結婚、出産を経験するうちに、「そんな機会はもうないだろう」と思い込んでいたからです。ですから声をかけてもらった時はとても嬉しかった反面、家族が離れて暮らして良いのか、夫の協力が得られない海外で仕事と子育てを両立していけるのか、と本当に悩みました。
しかし夫が「これからは子どもがいる女性の海外赴任も普通になる時代がやってくる。せっかくの機会だから家族で挑戦しよう」と背中を押してくれ、「思い切って行ってみよう」と決心がつきました。

現地での生活環境づくり

心配だった娘の保育環境も、会社がサポート

実際に海外赴任をするにあたっては、「私が娘を連れて行く」という選択肢が最も自然でした。しかし、懸念は3歳になる娘の保育環境でした。私が働くには、娘を預かってくれるところを探す必要がありましたが、会社が現地の教育関連企業とパートナー契約を結び、保育園の優先枠を確保してくれたため、渡航後すぐに預けることできました。
娘はというと、最初は英語と中国語を飛び交う新しい環境に戸惑っていたようですが、今では友人もできて、楽しく毎日を送っています。私が落ち込んでいると、逆に励ましてくれることもあるくらいです。
娘の保育園探しのほかにも、「住居を探す」「日用品を買い揃える」といった新生活のセットアップをすべて、子供連れでやらなくてはいけないのは大変でしたが、周りの皆さんからも温かくサポート頂き、どうにか落ち着いて生活ができています。

心配だった娘の教育環境も、会社がサポート

実際の仕事と家庭

仕事や子育てに日本とは違う価値観を見つける

シンガポールで生活する中で、仕事や子育てに対し、違う見方ができるようになったのも新しい発見でした。シンガポールは教育熱心な国で、男女ともに勤労意欲も高く雇用需要自体も多いので、夫婦共働きは当たり前になっています。一方で、国土が狭いので近くに住む親のサポートが受けやすく、さらに家事代行サービスも充実しているため家事や育児の負担が母親だけに集中していません。
日本にいた時は、母親が「仕事か育児かの二者択一」を迫られることが多く、「覚悟を決めて仕事も家事も育児も必死に頑張らなくては」「仕事をすることによって子供に負担を掛けているのではないか」といった思いがありましたが、シンガポールのワーキングマザーたちと交流する中で、「仕事も子育ても、両方を選んでいいのだ。両方を大事にしていいのだ」と肩の力が抜け、少し気が楽になりました。

これからへの想い

目の前のことに全力を尽くしながら

「船が24時間365日動いていて、オフィスも世界中にある」という海運会社では、相手の時間に合わせざるをえないことも多々あります。そうした環境で、子育てや介護と、仕事のキャリアをどう両立させるかは、正直とても悩ましいですが、これからの社会では「男女を含めた働き方の問題」だといえます。
こうした意識を持ちながら、「今できることは、"目の前のことに全力を尽くすこと"」という姿勢で何事にも取り組んでいます。仕事も家庭も大切にしながら、しっかりキャリアを積んでいきたいと考えています。
家庭の事情や子供の状況は、人それぞれですから、子連れで海外赴任することが他の人にとって良い選択どうかは分かりません。でも少しでも「海外で働きたい」という気持ちがあるのだとしたら、チャレンジする価値は十分にあると思います。試行錯誤していくうちに自分を取り巻く環境も変化しますし、海外では日本と違う解決方法がある場合もあるものです。

目の前のことに全力を尽くしながら
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