2026年07月30日
LNG事業会社MidOcean Energyへの出資参画を決定
LNGバリューチェーンの拡大と、LNG海上輸送に関する戦略的パートナーシップの締結
日本郵船株式会社(以下「当社」)は7月30日、世界有数のエネルギー・インフラ分野における機関投資会社であるEIG(本社:米国)が設立および運営する液化天然ガス(LNG)事業会社MidOcean Energy(本社:英国)への出資参画を決定しました(以下「本出資」)。
本出資は、三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、以下「三菱商事」)が2023年に設立したDiamond Gas MidOcean Limited(本社:英国、以下「DGMO社」)が実施する第三者割当増資の全額を当社が引き受け、DGMO社を通じて行う予定です。本出資後は、DGMO社は三菱商事と当社による共同出資会社として運営される予定です。第三者割当増資の引き受けは、関係当局による競争法上の承認およびその他必要な許認可等の取得を条件としており、2026年8月から9月頃までを目途に実行される見込みです。
本出資は当社にとって、ウィートストーンLNGプロジェクト(注1)およびキャメロンLNGプロジェクト(注2)といったLNG上中流事業、またLNG燃料船やLNG燃料バンカリング事業などに続くLNGバリューチェーンへの投資であり、中期経営計画“Sail Green, Drive Transformations 2026 - A Passion for Planetary Wellbeing –
”における成長戦略の一環として位置付けられるものです。
また、本出資を前提として、当社グループはMidOcean Energyとの間でLNG海上輸送に関する戦略的パートナーシップを締結する予定です。当社グループが長年培ってきたLNG海上輸送に関する知見および経験を生かし、MidOcean Energyが目指すLNGバリューチェーンの構築と、世界のエネルギー供給の安定化および持続可能な発展に貢献します。
EIGについて
EIGは、グローバルにエネルギーおよびインフラ分野への投資を専門とする世界有数の機関投資会社であり、2026年3月31日時点の運用資産残高は259億米ドルです。
44年間にわたる活動実績の中で、6大陸44か国における426件のプロジェクトおよび企業に対し、累計539億米ドル超の投資を行ってきました。
EIGの顧客には、米国、アジアおよび欧州の主要な年金基金、保険会社、大学基金、財団ならびに政府系ファンドなどが含まれます。本社は米国ワシントンD.C.に所在し、ヒューストン、ロンドン、シドニー、リオデジャネイロ、香港およびソウルに拠点を有しています。
EIGに関する詳細については、EIGのウェブサイト(https://eigpartners.com/
)をご参照ください。
MidOcean Energyについて
MidOcean Energyは、EIGが設立・運営するLNG事業会社であり、多様性と強靭性を備え、コスト競争力および炭素競争力の高いグローバルなLNGポートフォリオの構築を目指しています。
これは、LNGが他の化石燃料と比較して低炭素かつ競争力が高く、安定したグローバルなエネルギーシステムの構築においてより重要であるとのEIGの考え方を反映したものです。
MidOcean Energyは、Gorgon LNG、Pluto LNG、QCLNG、LNG CanadaおよびPeru LNGを含む複数のLNG権益を保有しており、Shell plc.においてGlobal Head of LNGを務めるなど、エネルギー業界で27年にわたって要職を歴任してきたDe la Rey Venter氏が率いています。
MidOcean Energyに関する詳細については、MidOcean Energyのウェブサイト(https://midoceanenergy.com/
)をご参照ください。
(注1)ウィートストーンLNGプロジェクト
西豪州北西部沖合鉱区の海底ガス田より産出される天然ガスを西豪州アシュバートン・ノースのプラントにて精製・液化し販売するプロジェクト。2017年より運転開始し、年間最大890万トンのLNGを生産している。当社は、株式会社JERAおよび三菱商事、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構とともに共同参画している。
(注2)キャメロンLNGプロジェクト
米国ルイジアナ州において、市場から調達された天然ガスを液化するLNG輸出プロジェクト。2019年に商業運転を開始し、現在、3系列合計で年間最大1,200万トンのLNGを生産。当社は、三菱商事との合弁事業会社を通じて参画している。
日本郵船グループが中期経営計画で定める事業投資方針
日本郵船グループは、中期経営計画“Sail Green, Drive Transformations 2026 - A Passion for Planetary Wellbeing - ”
を2023年3月10日に発表しました。“Bringing value to life.”を企業理念とし、2030年に向けた新たなビジョン「総合物流企業の枠を超え、中核事業の深化と新規事業の成長で、未来に必要な価値を共創します」を掲げ、サステナビリティを中核とした成長戦略を推進します。
以上
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。