2025年12月22日
お知らせ
重要文化財「日本郵船氷川丸」長期保存へ
26年1月から有識者による検討・協議を開始へ
当社は2026年1月8日、横浜市の山下公園前に係留保存している当社保有の国指定重要文化財「日本郵船氷川丸」(注)の長期保存に向けた有識者会議を開催し、長期保存プロジェクトを本格始動します。
日本郵船氷川丸
当社は2024年から、氷川丸長期保存のための大規模修繕に向けて船体の安全性や健全性を確認する調査を進めてきました。各種調査は引き続き進行中ですが、現段階での調査結果を踏まえて、船舶の保存や建築に関する専門家などが参加する有識者会議を開催し、大規模修繕に向けた基本方針や、横浜ウォーターフロントエリアの活性化につなげるための保存・展示方法などについて協議を進めます。
1930年に横浜で建造され、今年95歳を迎えた氷川丸は老朽化が進行しています。当時の造船技術や客船の内装を伝える貴重な産業遺産である氷川丸を長期にわたって継続的に公開していくため、当社は安全を最優先に、国内外の知見を結集して本プロジェクトを進めます。
(注)日本郵船氷川丸
1930年に当社北米航路用として竣工した、戦前の日本で建造され現存する唯一の貨客船。その豪華な設備と美しい姿は多くの人々に愛され、著名人も多く乗船。1961年から山下公園前に係留保存され、横浜のシンボルとして親しまれている。2008年に「日本郵船氷川丸」へ名称を変更。2016年に重要文化財に指定。
「日本郵船氷川丸」公式ウェブサイト
以上
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