2025年12月15日
当社初の国産CTVを「Alfonsino Arrow」と命名
岩手県釜石市で命名進水式を開催
当社が発注した洋上風力発電向け作業員輸送船(CTV: Crew Transfer Vessel、以下「本船」)の命名進水式が12月12日、岩手県釜石市の株式会社小鯖船舶工業で開催されました。式典には山田正人JERA Nex bp Japan合同会社CEO、達増拓也岩手県知事、小野共釜石市長をはじめとする多くの関係者が出席し、当社代表取締役社長の曽我貴也が本船を「Alfonsino Arrow」(アルフォンシーノ アロー)と命名しました。
本船は、当社が初めて国内造船所に発注したCTVで、日本国内の洋上風力発電設備の建設と保守に関わる作業員輸送に従事する予定です。
命名進水式の様子
前列左から、
加藤訓章 国土交通省 海事局 海洋・環境政策課 技術企画室長
達増陽子 県知事ご令室
達増拓也 岩手県知事
小鯖千年 株式会社小鯖船舶工業 代表取締役社長
曽我貴也 当社代表取締役社長
山田正人 JERA Nex bp Japan合同会社CEO
Alfonsino Arrow
当社代表取締役社長 曽我貴也のコメント:
当社グループのNorthern Offshore Services社が欧州で独自設計した図面を基に、国内仕様へ変更してアルミ鋼材や主要機器も国内メーカーから調達することで、まさに「国産CTV」を実現できました。ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。私たちは、社会に必要とされる企業を目指し、ステークホルダーの皆様と共に努力を続けます。大きな歩みの一つとして、ここ岩手県釜石市からこの船を送り出せることを大変うれしく思います。
本船概要
全長:約28メートル
型幅:約9メートル
総トン数:約145トン
建造造船所:株式会社小鯖船舶工業(岩手県釜石市)
(ウェブサイト:https://kosabasenpaku.co.jp
)
当社は、洋上風力発電関連事業での取り組みを通じて日本国内の電力の安全供給のほか、造船業や関連産業の活性化に取り組んでいきます。
以上
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