プレスリリース

メタノール二元燃料ばら積み船へ低炭素メタノール補給を実施

日本郵船株式会社
NYKバルク・プロジェクト株式会社

日本郵船グループのNYKバルク・プロジェクト株式会社が神原汽船株式会社(広島県福山市)から定期傭船するメタノール二元燃料ばら積み船「Green Future」が、9月28日に韓国の蔚山(Ulsan)港で燃料の低炭素メタノールをShip to Ship方式(注1)で補給しました。

「Green Future」

蔚山港での燃料供給の様子(写真提供:蔚山港湾公社)

今回補給された低炭素メタノールは、マスバランス方式(注2)により供給されたもので、再生可能天然ガスやグリーン水素などの再生可能原料の使用に基づく製造プロセスにより環境価値が付与されています。この方式により、温室効果ガス(GHG)の大幅な排出量低減に寄与します。また、国際的に高い評価を受けているバイオマスおよびバイオ燃料の持続可能性とトレーサビリティの基準であるISCC EU認証を取得しており、環境負荷の低減とサプライチェーンの透明性が保証されています。

日本郵船グループは、今後も低炭素メタノールを含めた幅広い低・脱炭素燃料の利用を通じ、脱炭素化の推進とクリーンな輸送の実現を目指します。

(注1)バンカリング船と燃料供給を受ける船をホースで繋いで直接燃料を供給する方法
(注2)再生可能原料の投入量に応じて、供給された燃料に再生可能原料由来であるという特性を割り当てる手法

以上

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