2025年09月22日
2025年度の「社長・船機長懇談会」を実施
若手海技者の育成で活発な議論、シニアと対話しやすい船内環境へ
当社は9月12日、船長・機関長が船上の現状や課題について代表取締役社長の曽我貴也ら役員と意見交換を行う社長・船機長懇談会(以下「懇談会」)を東京都千代田区の本店で開催しました。
懇談会は、当社の安全キャンペーン「Remember Naka-no-Se」(注1)の一環で、経営陣と現場の心理的距離感を縮め、意見を言いやすい職場環境を育むことで、安全活動の実効性を高めることを目的としています。「安全・環境対策推進委員会」の委員長である社長をはじめとした役員と、船舶運航の現場で指揮を執る船長・機関長が直接意見交換を行う場として、毎年実施しています。
懇談会には、下船中の船長3名・機関長3名、役員21名、社員128名のほか、航行中の自動車専用船DAISY LEADER(デイジー・リーダー)とLNG船 ENERGY HORIZON(エネルギー ホライズン)からそれぞれ船長・機関長がStarlink(スターリンク)を使用してオンライン参加しました。懇談会では海技者の育成、船上でのDX(デジタル・トランス・フォーメーション)活用や船舶の設備拡充など多岐にわたる課題について活発な意見交換を行いました。
特に、若手海技者の育成に焦点を当てた議論が活発に行われました。若手社員へのフィードバックの重要性や、指導基準の整備、海技者向けの研修充実化の提案がありました。また、船上生活におけるコミュニケーションの改善策についても意見が交わされました。社長の曽我は「シニア職員と若手職員が双方にコミュニケーションを取りやすい職場環境の醸成に一層取り組んでいく」と総括しました。
懇談会の様子
総括をする当社社長の曽我
DAISY LEADERからの参加者
ENERGY HORIZONからの参加者
以上
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