お知らせ

秋田県大仙市のサケふ化場改築事業への寄付を継続

130年の歴史を持つ地域のサケ資源保全に貢献

当社は、秋田県大仙市が進める大仙市営水産ふ化場改築事業を支援するため、昨年に続き、100万円を本事業に寄付することを決定し、7月2日に当社秋田支店長の下村達也が大仙市長の老松博行氏に目録を贈呈しました。

本事業は老朽化が進むふ化場の改築を通じて、サケ資源の持続可能な確保と地方創生に寄与することを目的としており、ふ化放流事業は今年で130年の節目を迎えます。大仙市営水産ふ化場は、日本国内で唯一の内陸型ふ化場で、昨年は約160万尾のサケの稚魚を放流しました。近年の海流変化に適応した大型稚魚の育成や回帰率向上を目指し、地下水の確保、曝気(ばっき)(注1)配水施設や浮上槽の導入、自家発電施設の整備などが進められています。これにより、環境変化に強いサケ資源の育成が可能となります。

当社は、再生可能エネルギー関連事業をはじめとした地域社会との連携を深める中で、本事業への寄付の継続を決定しました。本寄付は、地域経済の活性化やサステナビリティの観点からも重要な取り組みと位置付けています。

今後も当社は、地方自治体や地域企業との協力を強化し、持続可能な社会の実現に貢献します。

(注1) 水などの液体に空気や酸素を供給して酸素濃度を高める処理

左から当社秋田支店長下村達也、大仙市長老松博行氏、株式会社ウェンティ・ジャパン社長佐藤裕之氏

贈呈式には当社と同様にサケふ化場改築事業に寄付することを決定した株式会社ウェンティ・ジャパン佐藤裕之社長も出席しました。同社は秋田県を中心に再生可能エネルギーによる発電事業を展開しています。

以上

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