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多摩美術大学との産学共同研究 「船員ユニフォーム開発プロジェクト」最終発表会実施

当社と学校法人多摩美術大学(以下「多摩美術大学」)が2023年4月から1年間の産学共同研究(注1)として進めてきた船員ユニフォーム開発プロジェクト「KRAFT(長く使う) & LOOP(循環させる) ~船員のウェアデザイン~」の成果として、1月22日にプロダクトデザインを専攻する学生が八王子キャンパスで最終発表を行いました。

本プロジェクトでは多摩美術大学の発想力・デザイン力を取り入れた船員ユニフォームを開発することで、船員の船内生活、および作業の品質向上を目指しています。また、循環型社会に向けたリサイクルの考え方の社会波及・促進も目的としています(「すてるデザイン」注2)。これまで当社グループ内・学内向け認知向上企画「船員ユニフォームのデザイン画コンテスト」の実施や、当社による多摩美術大学への出前授業や学生の自動車専用船訪船などを通じてユニフォームのあり方を検討し、対話を重ねながら、船員のウェルビーィングを実現できるデザインアイデアの検討、プロトタイプ開発などが進められました。

最終発表会では「モノへの愛着・耐久性への工夫」という観点に立った、”日々船員が着用するユニフォームのデザイン”、”船員同士のコミュニケーションを促進し船内生活をより豊かにするアプリケーション”、 ”循環型社会に適応したユニフォームのリサイクルシステム”などの新たなデザインを提案しました。

共同研究で発案されたユニフォームは今後船員のフィードバックをもらいながら、さらに試作を重ねる予定です。

産学共同研究は来年度も継続し、実装に向けて前例にとらわれない、デザインの持つ創造的な力で産業を支える仕組みやライフスタイルを生み出す研究を進めます。



注1
両者は2023年3月に産学共同研究契約を締結。
関連プレスリリース:2023年3月28日発表「多摩美術大学と産学共同研究契約を締結」

注2
Project|美術大学によるSDGs時代の廃棄物循環型経済モデル「すてるデザイン」始動

今回の取り組みが特に貢献するSDGsの目標

以上

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。