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当社グループの安全運航を支えるパートナー企業92社と情報共有

『重大事故ゼロ』を目指してフリート安全推進会議を開催

当社は7月1日、国内外の船主、船舶管理会社とフリート安全推進会議(以下、本会議)をオンラインで開催し、過去の事故の事例研究など、船の安全運航に関する様々なトピックスについての情報を共有しました。当日は、日本語及び英語の2部構成に分けて実施し、国内外の延べ92社309名がオンラインにて参加しました。

本会議は、当社が実施する安全キャンペーン「Remember Naka-no-Se」(注1)の一環として、1997年7月に発生したダイヤモンドグレース号による東京湾内での油流出事故を教訓に、国内外の船主及び管理会社を始めとするパートナー企業と、安全運航の重要性を再確認する目的で毎年開催しています。

本会議では、昨年の安全活動のレビューや、事故の事例研究、当社の安全への取り組みについてご紹介すると共に、コロナ禍における船員交代問題や海洋環境保護委員会(MEPC)第78回セッションの審議概要、NAV9000(注2)による品質保証活動など多岐にわたるテーマについて取り上げました。当社グループにとって、「安全とは絶対に譲れない核心的なもの」であり、ESG経営の一丁目一番地であると捉えています。今後も、パートナー企業一丸となり重大事故ゼロを目指し海上輸送サービスに従事致します。

当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー」(※)を2021年2月3日に発表し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めています。2022年3月24日には、2021年度のESG経営の具体的な取り組みと施策、超長期視点での持続可能な成長戦略を紹介する「NYKグループESGストーリー 2022」(※※)を発表しました。今後もESG経営を力強く推し進めるべく、「Sustainable Solution Provider」として新たな価値創造を推進してまいります。

※NYKグループESGストーリー
当社グループにおいて、ESGを経営戦略に統合するための考え方と具体的な取り組みを明示する指針。

※※NYKグループESGストーリー2022
「NYKグループESGストーリー」で掲げたESGの経営戦略への統合に向けた具体的な取り組みと、2021年度の施策を紹介した資料。

詳細は以下リンクよりご覧いただけます。
https://www.nyk.com/esg/esg-story/

(注1)Remember Naka-no-Se
1997年7月2日に発生した原油タンカー「ダイヤモンドグレース」の東京湾中ノ瀬原油流出事故を教訓として、毎年7月1日から2カ月間、安全運航の重要性をすべての社員が再確認するために実施している安全キャンペーン。今年で25回目となる。本キャンペーン期間中には、今回のフリート安全推進会議を始め、社長と船長、機関長が意見交換を行う社長船機長懇談会や、船の座礁や衝突などの重大事故を模した重大事故対応訓練などを実施している。

(注2)NAV9000
1998年に策定した当社独自の安全運航を実現するための品質保証活動。本船・管理会社のアセスメントを基に、船主・管理会社との対話を通じ、安全文化の醸成を高めるためパートナーと共に事故を防ぐ方法について考え、安全品質の向上を目指します。

当社グループの品質保証に関する取り組み(内部監査制度:NAV9000)
出展:NYKグループESGストーリー

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以上

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