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新造LNG船の定期傭船契約を締結

当社関連会社のフランス エルエヌジー シッピング社(France LNG Shipping SAS) (注1)は、イーディーエフ エルエヌジー シッピング社(EDF LNG Shipping SAS)(注2)と新造液化天然ガス(LNG)船の長期定期傭船契約を締結しました。

本船は、韓国の現代三湖重工業株式会社で建造され、2025年に竣工する予定です。主機関には燃料消費効率に優れたWinGD社製の二元燃料低速ディーゼル機関(注3)を搭載します。また、優れた防熱性能をもつ容量174,000立方メートルのメンブレン型のカーゴタンクや余剰ボイルオフガスを再液化できるAir Liquide社製の装置を採用して、効率的な運航を実現します。

当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー」(※)を2021年2月3日に発表しました。当社グループはESG経営を力強く推し進めるべく、低炭素燃料として将来のゼロエミッション燃料普及までの橋渡しの燃料として期待されているLNGの輸送と安定供給に積極的に取り組み、「Sustainable Solution Provider」として新たな価値創造を推進します。

<本船概要>

  1. 全長:約297 メートル
    全幅:約46.4 メートル
    総トン数:約118,300トン
    主機関:X-DFエンジン
    積載容量:約174,000 m3
    建造造船所:現代三湖重工業(韓国)
    竣工予定:2025年
    船籍:フランス

※NYKグループ ESGストーリー
当社グループにおいて、ESGを経営戦略に統合するための考え方と具体的な取り組みを明示する指針。詳細は以下ページよりご覧いただけます。


(注1) 当社とジオガス エルエヌジー社(Geogas LNG SAS)が共同出資するフランスの船舶保有会社。

(注2) EDFの子会社でそのLNG輸送を担う海運会社。

(注3) GT Mark III Flex cargo containment systemと呼ばれるGazTransport & Technigaz(GTT)社が開発した、ボイルオフ率を低く抑えることが可能な防熱材を備えるタンク方式。

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以上

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