• プレスリリース

CRIMSON POLARIS号 座礁および油濁発生の件(第6報)

当社社員の現地への追加派遣について

青森県八戸港沖で発生した木材チップ専用船CRIMSON POLARIS(クリムゾン・ポラリス、船主:MI-DAS LINE S.A.社 [洞雲汽船株式会社の関連会社]、傭船者:日本郵船、以下「本船」)の座礁・油濁発生事故で、当社は現地での清掃作業などにあたるため、9月11日までに追加で8回の社員派遣(1回10人)を実施することを決定しました。社員の派遣は11回、派遣人数は計110人になります。本事故で近隣市町村の皆様、漁業関係者の皆様、本船の積載貨物の荷主関係者の皆様、その他関係者の皆様方には大変なご迷惑とご心配をおかけしていることについて、本船を通じた輸送に関わる一員として改めて深くお詫びを申し上げます。

当社は、本事故に傭船者として関わる立場からその果たすべき責任として、海岸に漂着した貨物などの清掃を行う社員を募集し派遣、海上保安庁が指定する海上防災機関である海上災害防止センター(注)の指導のもと、8月18日から青森県上北郡六ヶ所村の海岸で清掃作業を行っています。8月23日までに1回10人の社員を1泊2日の日程で3回にわたって派遣しましたが、追加で8回の派遣を行うことを決定しました。1回あたりの派遣人数、日程は同じです。

新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、当社より派遣する作業員は、海上災害防止センターの指導のもと、適切なコロナ感染対策を行ったうえで派遣、感染予防を徹底して現地での作業を行います。

当社は座礁事故発生後より事故対策本部(本部長:代表取締役社長 長澤仁志)を立ち上げ、現地に要員を派遣しています。引き続き船主、船舶管理会社および関係者と協力して早期の事態解決に向けて全力で取り組みます。

海岸清掃作業の様子


【本船要目】
船種 :木材チップ専用船
全長・全幅 :199.9メートル・32.2メートル
総トン数:39,910トン
乗組員:21名(中国人、フィリピン人)
船籍:パナマ
船主:MI-DAS LINE S.A.社 (洞雲汽船株式会社の関連会社)
管理会社:美須賀海運株式会社
竣工年:2008年


(注)「一般財団法人 海上災害防止センター」
海上災害の発生及び拡大の防止のための措置を実施する業務を行うとともに、海上防災のための措置に必要な船舶、機械器具及び資材の保有、海上防災のための措置に関する訓練等の業務、海上災害の防止に関する国際協力の推進に資する業務等を行うことにより、人の生命及び身体並びに財産の保護に資することを目的とする機関。

以上

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その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。