• プレスリリース

「横浜港大黒C-3ターミナル」で再生可能エネルギーの利用を開始

当社は、横浜市の脱炭素社会の実現に向けた活動「Zero Carbon Yokohama」(注1)に賛同し、本年8月から運営を開始した国内初の自社運営 完成車ターミナル「横浜港大黒C-3ターミナル」で、再生可能エネルギーでつくられた電力を本年10月1日から利用します。

同ターミナルで使用する電力は、秋田県山本郡八峰町の「峰浜風力発電所」(注2)でつくられた再生可能エネルギー100%(注3)の電気を、みんな電力株式会社のブロックチェーン技術を活用した電源特定サービス(電力調達先の発電所を指定して電力供給を受けることの出来るサービス)を利用して調達します。

当社グループはグリーンターミナル運営(注4)を含む事業活動を通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めており、今回の再生可能エネルギーの導入はその一環です。

当社グループはサプライチェーン全体での環境負荷低減に向けて、「グリーンターミナル」の積極的なグローバル展開に取り組み、持続可能な社会の実現に向けた活動を推進します。

(注1)「Zero Carbon Yokohama」
横浜市では、2050 年を見据えて「今世紀後半のできるだけ早い時期における温室効果ガス実質排出ゼロ(脱炭素化)の実現」すなわち「Zero Carbon Yokohama」を、同市の温暖化対策の目指す姿(ゴール)として掲げ、持続可能な大都市モデルの実現に向けた取組を推進しています。
横浜市地球温暖化対策実行計画について:
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/ondanka/jikkou/keikaku/plan.html

(注2)秋田県山本郡八峰町 峰浜風力発電所
同発電所は、ウェンティ・パル八峰合同会社 (株式会社ウェンティ・ジャパン(本社:秋田県秋田市)、JR東日本エネルギー開発株式会社(本社:東京都港区)、大森建設株式会社(本社:秋田県能代市)の3社が出資する特別目的会社)が所有している風力発電所で、発電出力は2基4.9MW、年間発電量は約1万MWhを見込みます。資金調達は地元地銀である北都銀行のプロジェクトファイナンスを活用し、2019年5月より商業運転を開始しました。

写真提供:ウェンティ・パル八峰合同会社

(注3)再生可能エネルギー100%
峰浜風力発電所でつくられた電気は、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)にもとづき、低炭素投資促進機構(GIO)が発行する非化石証書と組み合わせて利用されることで、再生可能エネルギー100%の電気とみなされます。

(注4) グリーンターミナル運営
当社は、世界各地の完成車ターミナルにおいて、風力発電機や太陽光発電パネルの設置、港湾用LED照明の導入、洗車用水の100%再利用など、環境に配慮したグリーンターミナル運営を実施しています。

以上

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