JERA向け新造LNG船を「信州丸」と命名

―北米産シェールガス輸送に投入―

 1月17日、当社と株式会社JERA(以下JERA、※1)が共同保有(※2)する新造液化天然ガス(LNG)運搬船の命名式が川崎重工業株式会社の坂出工場(香川県)で行われ、JERAのヘンドリック・ゴーデンカー代表取締役会長、当社代表取締役会長の工藤泰三をはじめとする関係者が出席しました。

 式典では、JERAのゴーデンカー代表取締役会長が「信州丸」(しんしゅうまる)と命名し、ご令室による支綱切断が行われました。「信州丸」という船名は、中部電力株式会社の供給エリアの一つである長野県の旧国名「信濃国(別称:信州)」に由来します。

 本船は本年2月の竣工後、20年間の定期用船契約に基づき、当社による船舶管理の下、JERAが米国テキサス州で参画するフリーポートLNGプロジェクトからのLNG輸送などに従事する予定です。

 当社は、中期経営計画“Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green”で策定した事業戦略に基づき、今後も長期契約を主体とする運賃安定型事業を着実に積み上げるとともに、エネルギーの安定供給に貢献します。

  • ※1株式会社JERA
    東京電力フュエル&パワー株式会社と中部電力株式会社が設立した合弁会社。
    本社:東京都中央区、代表取締役社長:垣見祐二
  • ※2LNG船の保有を目的とし、2015年にTrans Pacific Shipping 7 Limitedを設立。出資比率はJERA50%、当社50%。

前列左から10番目 JERA ヘンドリック・ゴーデンカー会長
前列左から8番目 当社会長 工藤泰三

<本船概要>

(1)全長:299.90メートル
(2)全幅:48.90メートル
(3)総トン数:135,951トン
(4)積載容量:177,277立方メートル
(5)主機関 :DFD(二元燃料ディーゼル)電気推進システム
(6)造船所:川崎重工業株式会社
(7)船籍:バハマ国

<関連プレスリリース>

2015年9月9日発表:

以上

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