シャトルタンカー2隻の定期用船契約締結
―ブラジル沖油田向け、最長20年間―

2018年9月28日

当社が50%出資するクヌッツェン・エヌワイケイ・オフショア・タンカーズ社(Knutsen NYK Offshore Tankers AS、本社:ノルウェー・ハウゲスン、以下KNOT社)は、ノルウェーの石油会社であるEquinor ASAとシャトルタンカー(注)2隻の定期用船契約を締結しました。本契約による用船は2020年第2四半期に開始され、用船期間は最長20年間です。

 本契約はブラジル海域で産出される原油のシャトル輸送を目的とし、現代重工業で建造される高性能のダイナミック・ポジショニング・システム(動的定点保持システム)を搭載した15万2千重量トン型スエズマックス・タンカーを投入する予定です。

 本契約締結によりKNOTグループ傘下のシャトルタンカーは発注残を含め、合計で31隻となりました。

 当社グループは、中期経営計画〝Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green” で掲げた事業戦略に基づき、シャトルタンカー事業をはじめ、今後も引き続き世界各地で海洋事業を展開し、安定的かつ経済的なエネルギー輸送に貢献します。

(注)シャトルタンカー: 別名フローティング・パイプライン(Floating Pipeline)とも呼ばれ、海底油田上にある石油生産・貯蔵・積出し施設などから海上で一定の距離を保ったまま油を積み込み、陸上の石油貯蔵基地または石油精製基地までピストン輸送するためのタンカー。

以上

 
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