自動車専用船の運航業務改善コンテストを開催

2018年4月24日

―目標達成を記念し、国境なき医師団に寄付―


当社は、自動車専用船の運航業務の改善提案を募る社内コンテストを実施し、応募総数が目標の100件を達成したことを記念して、同事業担当の役員4名が4月23日、特定非営利活動法人国境なき医師団日本(注1)へ20万円の寄付を行いました。業務改善活動の成果として担当役員個人が寄付を行う取り組みは、当社初となります。

1.コンテストの概要

当社は約120隻にのぼる世界最大規模の自動車専用船隊を運航し、高付加価値のサービスを提供しています。船舶の運航業務などの最前線で活躍する担当者の「気づき」と優れたアイデアを活かすことで最適運航を実現し、サービス品質の向上を目指すとともに、さらなる改善意欲を生み出す土壌作りを目的として開催しました。

2017年7月から2018年1月末までの約7ヶ月間、本社で勤務する自動車専用船の運航業務など(注2)の担当者約20名を対象に、運航業務の工夫や改善に関する提案を募りました。
合計108件の提案が集まり、運航以外の業務改善提案も多く提出されました。

2.寄付の概要

応募総数が100件に到達した場合、応募者による投票で選ばれた団体へ担当役員から寄付を行う仕組みを設け、社会貢献を業務改善活動のモチベーションに据えました。担当役員にとっては、「目標を達成したら寄付をする栄誉(権利)が与えられる」という意義のある活動です。

4月23日、自動車船部門の管掌・担当役員である当社の代表取締役・専務経営委員の力石晃一、前常務経営委員の岡本宏行(現郵船ロジスティクス株式会社 常務執行役員)、常務経営委員の曽我貴也、経営委員の関光太郎の4名は、目標達成を記念し、特定非営利活動法人国境なき医師団日本に寄付を行いました。当日は、同団体から当社自動車船グループ向けの活動報告も行われ、活動内容への理解が深まる機会になりました。


当社は今後ともこのような活動を通して、最適運航を実現しサービス品質のさらなる向上を目指すとともに、良き企業市民としての務めを果たします。


前列左から
当社常務経営委員 曽我貴也
当社代表取締役・専務経営委員 力石晃一
国境なき医師団日本 ファンドレイジング部 吉田幸治ディレクター
国境なき医師団日本 ファンドレイジング部 コミュニティ・ファンドレイジング担当 小林信久シニア・オフィサー
当社経営委員 関光太郎

(注1)特定非営利活動法人国境なき医師団日本(認定NPO法人)
独立・中立・公平な立場で医療・人道援助活動を行う民間・非営利の国際団体。1971年に設立され、1992年に日本事務局が発足。
ウェブサイト:http://www.msf.or.jp/

(注2)運航業務など
気象、貨物、港の情報などを集めながら、船舶の航行ルートや動静を管理する業務。運航面におけるコスト管理を行いながら最適運航を目指す。

以上

 
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