沖縄電力向け石炭専用船「津梁丸」が竣工

2018年3月23日

―船名を受け継ぎ、安定的なエネルギー供給に貢献―



当社が株式会社大島造船所(長崎県西海市大島町)で建造していた石炭専用船「津梁丸(しんりょうまる)」が3月9日に竣工しました。同日、命名引渡式が行われ、沖縄電力株式会社(以下、「沖縄電力」)代表取締役社長の大嶺滿ご夫妻、および当社代表取締役社長の内藤忠顕夫妻をはじめ多くの関係者が列席しました。

 本船は、沖縄電力初の石炭専用船として2003年に竣工し15年間にわたり同社の石炭輸送の中核を担ってきた「津梁丸」から船名を受け継いだ2代目「津梁丸」です。船籍を沖縄県に置き、竣工後は初代と同様に同社の火力発電所向け専用船として、主に豪州、インドネシアなどからの石炭輸送に従事する予定です。

 本船は一般的なパナマックス船型と比べて積載量を増加させ、輸送効率を向上させた最新鋭の「幅広・浅喫水船」(注)です。

 当社グループは、長年培ってきた運航ノウハウを活かし、今後も安定的かつ経済的な資源輸送に努めます。

(注)「幅広・浅喫水船」
水深制限のある港への大量輸送を行なうため、一般的な7万トン積パナマックス型ばら積み船より幅を広げた喫水の浅い船型。

<本船概要>
(1)全長 :234.99メートル
(2)全幅 :43.00メートル
(3)夏期満載喫水 :12.882メートル
(4)総トン数 :52,156トン
(5)載貨重量トン数 :92,049トン
(6)造船所 :株式会社大島造船所
(7)船籍 :日本

2代目「津梁丸」

以上

 
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