日本とフィリピンの学生向けに国際海事交流プログラムを実施
―次世代の外航船員育成を支援―

2018年11月9日


NTMAでの授業
 当社は、“郵船みらいプロジェクト”(注)の一環として、当社がフィリピンで運営する商船大学NYK-TDG Maritime Academy(以下、NTMA)と日本の国立商船高等専門学校・国立高等専門学校との国際海事交流プログラムを本年8月から10月にかけて実施しました。

・国立商船高等専門学校・国立高等専門学校4校の学生がNTMAへ短期留学
 8月29日から9月8日にかけて、独立行政法人国立高等専門学校機構の富山高等専門学校、大島商船高等専門学校、広島商船高等専門学校、弓削商船高等専門学校の4校の学生計23名がNTMAへ短期留学しました。
留学中はNTMA敷地内の寮に宿泊し、平日はNTMAの授業に参加、土日はNTMAの学生とともにマニラ近郊を観光するなど交流を深めました。


富山高等専門学校での発表会
・NTMAから富山高等専門学校への短期留学
 10月14日から19日にかけてNTMAの学生10名が来日し、富山高等専門学校商船学科の授業や練習船実習に参加しました。その後、日本郵船本店や日本郵船氷川丸・日本郵船歴史博物館などを見学しました。

 両国の学生は、留学先の学生とともに講義や実習に取り組み、英語でコミュニケーションをとりながら、外航船員を志す学生同士、切磋琢磨する姿がうかがえました。

 当社は今後も、未来を担う若い世代にグローバルな視野を持ち、船員という職業に関心を持ってもらえるよう取り組みます。


練習船若潮丸での実習
(注)“郵船みらいプロジェクト”
日本の「みらい」を担う若い世代に海事思想を普及し、船員という職業の魅力を伝えることで、海運業の認知度を高め、船員を志す人を増やす一連の取り組み。2014年に開始。

<最近の取り組み>
2018年7月23日発表:
巨大な自動車船やタグボートを約1,300名が体感
―横浜「うみ博」での見学会・乗船会―
https://www.nyk.com/news/2018/1191104_1685.html

2018年8月23日発表:
“郵船みらいプロジェクト”「学びのフェス2018夏」に出展
―子どもたちが船と船乗りの世界を体験―
https://www.nyk.com/news/2018/1191305_1685.html

2018年8月28日発表:
熊本「大津地蔵祭り」で海運の魅力を紹介
―デッキビリヤード体験などで地域住民と触れ合う―
https://www.nyk.com/news/2018/1191354_1685.html

<関連プレスリリース>
2018年2月15日:
高専機構と教育・広報分野で連携する協定書を締結
https://www.nyk.com/news/2018/1190019_1685.html

以上

 
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その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。