ノルウェー貿易産業副大臣が海事展「Sea Japan 2018」当社ブースを訪問

2018年4月12日



(写真右)
ビッグデータ活用の説明に耳を傾けるシモンセン貿易産業副大臣

―Digitalization and Greenへの取り組みを視察―


現在東京ビッグサイトで開催されている世界最大規模の国際海事展「Sea Japan 2018」(注1)の当社ブースを、4月11日、ダニエル・ビャルマン・シモンセン(Daniel Bjarmann-Simonsen)ノルウェー貿易産業副大臣が訪問しました。

「Sea Japan 2018」の当社ブースではLNG燃料供給船やLNG燃料の自動車専用船など次世代燃料へのチャレンジ、船舶の安全運航をサポートする衝突リスク判断と自律操船技術への取り組み等、これまで当社が培ってきた技術についてパネルで展示しています。シモンセン副大臣からは、出展ブースを見学した際、グリーンビジネスへの取り組みやビッグデータを活用したプロジェクトなどについて、熱心な質問が寄せられました。

なお「Sea Japan 2018」で当社グループは4月13日(金)に以下の講演を予定しています。


11:00~11:30「大型コンテナ船における船体構造ヘルスモニタリングに関する研究開発」
講演者:当社工務グループ長代理 山本泰
13:50~14:35 「船舶デジタライゼーション時代に向けた船舶オープンプラットフォームの役割」
講演者:株式会社MTI 船舶技術部門長 安藤英幸



世界初の新造LNG燃料供給船のパネル前
当社グループは技術開発支援に積極的なノルウェー政府および同国海事産業の関係者と船舶IoTの活用などにおいて連携しており、同国に本社を置く海事ITの先進企業Dualog社との戦略的パートナーシップの覚書締結や、同国で開催された国際海事サミットでIT活用について講演を行うなど、協力関係にあります。3月23日には、ノルウェー科学技術大学の学生ら53名が当社を訪問し、当社グループのビジネスやIoT活用事例の説明を受けました。

当社グループは、新中期経営計画“Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green”で策定した事業戦略に基づき、最新デジタル技術を駆使した新たな価値創造を目指し、海事産業のイノベーションに取り組みます。


(注1)「Sea Japan 2018」
2018年4月11日(水)~13日(金)の期間、東京ビックサイトで開催される国際海事展。約580社が出展し、来場者数は約21,000人を見込む。
主催:UBMジャパン株式会社
特別協賛:公益財団法人日本財団
ウェブサイト:https://www.seajapan.ne.jp/

(注2)Dualog社
1994年にノルウェーで設立された海事分野のデジタルプラットフォームのプロバイダー。船舶向けに信頼性とセキュリティレベルの高い、インターネット、Email、クラウドサービスを3000隻以上の船舶に提供する。

<関連プレスリリース>
2017年3月16日発表:ノルウェーの「National Maritime Summit」で当社グループの取り組みを講演
http://www.nyk.com/news/2017/20170316_01.html
2017年5月31日発表:ノルウェーDualog社と戦略的パートナーシップを締結
http://www.nyk.com/news/2017/1187955_1521.html
2017年6月2日発表:海事産業における陸上データプラットフォーム活用に関する取り組みを発表
http://www.nyk.com/news/2017/1187963_1521.html


以上
 
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