関西電力向け新造LNG船を「LNG SAKURA」と命名

2017年12月19日

当社と関西電力株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:岩根茂樹、以下関西電力)が共同保有する新造液化天然ガス(LNG)運搬船の命名式が、本日、川崎重工業株式会社坂出工場(香川県坂出市)で行われました。

 式典では、関西電力の岩根茂樹代表取締役社長が同船を「LNG SAKURA」と命名し、同ご令室による支綱切断が行われました。当社からは代表取締役社長の内藤忠顕らが出席しました。

 「LNG SAKURA」は、当社と関西電力による初の共有船(保有比率:関西電力70%、当社30%)であり、竣工後20年間の傭船契約に基づき、北米シェールガス事業を中心に、さまざまな形でLNG輸送に従事する予定です。本船名の「SAKURA」は、日本と米国の友好と親善のシンボルであり、今後の同事業の継続的な発展を祈願する意味が込められています。

 本船は、モス型球形タンクでは最大の177,000m3の貨物容積で輸送効率を高め、さらに「二軸推進」、「DFD(二元燃料ディーゼル)電気推進システム」の新設計により高い燃費性能と推進性を兼ね備えた新型の省エネ船です。

 当社は今後も安定的かつ経済的なLNG輸送に努めます。

<本船概要(数値には一部計画値を含む。)>
(1)全長:約300.00メートル
(2)全幅:48.90メートル
(3)総トン数:135,977トン
(4)主機関 :DFD電気推進システム
(5)造船所:川崎重工業株式会社
(6)船籍:バハマ国

<関連リンク>
2016年12月1日発表:関西電力と初のLNG船共同保有―関西電力向け米国シェールガス輸送に新造LNG船を投入―http://www.nyk.com/release/4207/004543.html

以上

 
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。