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    ~停泊中も対象、陸・海で一貫モニタリング~
 
 

日本郵船 約680隻に運航管理情報統一システムを導入
~停泊中も対象、陸・海で一貫モニタリング~

2010年1月26日
日本郵船株式会社
株式会社ウェザーニューズ

  日本郵船株式会社(代表取締役社長:工藤泰三、本社:東京都千代田区)と株式会社ウェザーニューズ(代表取締役社長:草開千仁、本社:東京都港区)は日本郵船グループが運航する船舶の約9割にあたる注1約680隻に対し、航海中に加え停泊中も含む一貫した運航管理情報統一システム「NYK e-missions注2を導入しました。

 
これまで日本郵船グループの運航担当者注3は運航船の位置や海象・気象情報を把握するために複数のシステムを利用していましたが、「NYK e-missions」の導入により、安全運航の支援に必要な主要情報を1つのシステムから把握することができるようになります。
 
本システムは、運航船の位置をモニタリングし、停泊地・航路上の海象・気象予測情報に基づき予測されるリスクを表示します。船舶と各運航担当者をはじめとする陸上の関係者が海・陸両側でモニタリングすることにより、荒天などのリスクをタイムリーに共有し、状況に応じたより迅速な対策実施を可能にします。
 
【NYK e-missionsの特徴】
     運航船 を常時モニタリング
   ・航行中・停泊中を問わず一貫した運航船のモニタリングが可能である。
 
     停泊地・航路上のリスクを予測
       ・運航船の位置と航路上の10日先までの海象・気象予測(波、潮流、風向き、気圧、台風など)の情報を一元的に管理。荒天等に遭遇するリスクの予測と対応の必要性を迅速に把握する。
       ・予め設定した海域注4に向かう船舶を把握する。
 
     運航船(海)と運航担当者(陸)間のタイムリーな情報共有
 ・運航船と各運航担当者および関係者が同システムを通して、船舶の運航状況と予想されるリスクを常時
  共有する
 
 
日本郵船グループは、今後も安全運航の支援に有効なシステムを積極的に導入・活用し、安全運航管理体制をより一層強化してまいります。
 
注1:2009年3月期末 日本郵船グループ運航船舶数779隻に対する割合
注2:「NYK e-missions」は、Environmental Management Infrastructure with Safety and Security Information in Seamlessより命名。
注3:陸上より運航船舶のスケジュール管理、動静把握を行う担当者。船が安全に、スムーズに航海できるようを船長と連絡を密にすると同時に、船の入出港、貨物の積み下ろしが遅滞なく行われるよう港の代理店の担当者とも連絡を取りスケジュール管理を行う。
注4:運航船の入出域・接近を把握したい海域等、本システムに任意で設定可能

 

本件に関するお問い合わせ先:

日本郵船株式会社広報グループ
担当: 古川陽子
Tel: 03-3284-5195 Fax: 03-3284-6382
E-mail: yoko_furukawa@jp.nykline.com
 
株式会社ウェザーニューズ SR-Corner(広報・IR
担当: 森下 良治
TEL : 043-274-5504  FAX : 043-274-3916
E-mailsr-corner@wni.com


NYK e-missions’ モニター画面

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。