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    ―ブラジル沖油田向け最長20年間―
 
 

シャトルタンカー2隻の定期用船契約締結
―ブラジル沖油田向け最長20年間―

2014年9月16日

当社が50%出資するクヌッツェン・エヌワイケイ・オフショア・タンカーズ社(Knutsen NYK Offshore Tankers AS、本社:ノルウェー・ハウゲスン、以下KNOT社)は、英国のガス事業会社であるブリティッシュ・ガス社(British Gas、以下BG社)の子会社であるブラジル・シッピング・ワン・リミテッド社(Brazil Shipping 1 Limited)とシャトルタンカー(注)2隻の定期用船契約を締結しました。本契約は2016年第4四半期から開始される予定で、いずれも最長で20年間となります。
 
本契約は、ブラジル海域で産出される原油のシャトル輸送を目的とし、現代重工業(Hyundai Heavy Industries Co. Ltd.)で建造されるダイナミック・ポジショニング・システム(動的定点保持システム)搭載の15万8千重量トン型スエズマックス・タンカーを投入予定です。なお、BG社はブラジル海域で油田・ガス田権益を保有し、この海域におけるメジャープレーヤーの1つです。
 
2隻の契約締結によりKNOTグループ傘下のシャトルタンカー船隊は発注残を含め、計30隻となりました。
 
当社は、新中期経営計画“More Than Shipping 2018~Stage2 きらり技術力~”で策定した事業戦略に基づき、今後もシャトルタンカー事業を始め、世界各地での海洋事業に従事し、安定的かつ経済的なエネルギー輸送に努めていきます。
 
 
(注)シャトル・タンカー:別名フローティング・パイプライン(Floating Pipeline)とも呼ばれ、海底油田上にある石油生産・貯蔵・積出し施設などから海上で一定の距離を保ったまま油を積み込み、陸上の石油貯蔵基地または石油精製基地までピストン輸送するためのタンカー。
 
 
以上
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。