日本郵船歴史博物館・日本郵船氷川丸

船の歴史船の歴史

vol.4 天洋丸
天洋丸 主要目
建造所 三菱合資会社三菱造船所
全  長 167.639メートル
総トン数 13,402トン
主  機 直結式タービン3基
スピード 19.07ノット
船  客 759名
サ ンフランシスコ航路を開拓した東洋汽船の優秀客船。明治41年竣工。のちに同社の航路経営が悪化したため、大正15年に日本郵船が航路を継承し、日本郵船の所有船となりました。

 天洋丸は、日本で造船された初の1万総トンを超える大型船で、主機関にはそれまでの石炭に代わり重油を燃料として焚く当時最新式の大型蒸気タービンを搭載し、日本船として初めてドイツ製の無線装置を備えていました。内装にも日本の絹織物をふんだんに使ったアール・ヌーボー様式の装飾を施すなど、竣工当時、大変話題を呼んだ船でした。

一等読書室
一等読書室
 また、昭和2年に日米友好の目的で交換された「青い目の人形」「答礼人形」を乗せた船としても知られています。

 20年以上の間、姉妹船の「地洋丸」「春洋丸」とともに活躍しましたが、昭和5年に引退し、浅間丸など最優秀船にその道を譲りました。

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