4つの重点戦略
お客さまに、より選ばれる企業グループとなるためには、従来の海運業の枠組みにとらわれず、日本郵船グループの特長を最大限に活かした差別化戦略が必要です。「More Than Shipping 2013」では4つの重点戦略を策定しています。
戦略1:物流事業を活かして ~アジア域内・発着輸送に対応
市況変動からの脱却
ライトアセット化+フォワーディング拡大
リーマンショックで直面したコンテナ荷物の半減という事象から、あらためてダウンサイドリスクに対する備えの大切さを認識しました。従来の高い長期固定船隊比率を、短期用船の活用・フォワーディングによる集荷増により逓減させ、コンテナ事業の成長・安定の両立を目指します。その鍵は海上フォワーディングです。2013年度までに取扱高100万TEUという目標を掲げ、世界トップクラス入りを目指します。
営業力の強化
お客さまの求めるニーズが、従来の個別サービスの品質およびコスト競争力にとどまらず、海上、航空、陸上輸送・保管等の各サービスを有機的に結びつけて提供できることへ変わりつつあります。お客さまに選ばれるための鍵は、コントラクト・ロジスティクスです。
2010年に誕生した日本郵船グループ会社の郵船ロジスティクスは、旧NYKロジスティクスと旧郵船航空サービスのそれぞれの強みをうまく掛け合わせ、多様なサービスメニューを取り揃えました。日本郵船グループが長年培ってきた倉庫・配送・通関などのサービスを最大限に活かして、他社との差別化・お客さまのニーズへの対応を図ります。
また、生産国・消費国としてコンテナ貨物の成長が見込まれるアジアを重点地域と位置付け、貨物の取り込みに注力します。

