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フィリピン商船大学NTMAが開校10周年
―卒業生は約700人、1等航海士も誕生―

2017年7月12日


当社は、フィリピンのトランスナショナル・ダイバーシファイド・グループ(以下TDG、注)と共同運営する商船大学NYK-TDG MARITIME ACADEMY (以下NTMA)の開校10周年を記念して、7月8日にフィリピン・マニラ近郊カランバ市カンルーバンの同校で創設10周年記念式典を開催しました。

 式典には、ローランド・ゲバラ・アルバラード在比パナマ大使ら多数の来賓を迎え、TDGのロベルトC.デルガド会長、当社相談役の宮原耕治、在校生・卒業生や関係者など約2200人が出席しました。

 TDGのデルガド会長は式典のあいさつで、当社との長い親交に触れながら学校設立時を振り返り、今後は世界情勢や海運業界の変化に対応した人材育成が必要である、と語りました。当社相談役の宮原は祝辞の中で、10年間、NTMA成功のために尽力いただいた関係者に感謝の意を表し、在校生・卒業生に対して、海運業界の様々な課題や期待に応えながら未来を形づくっていくこと、そのためには共通の価値観(誠意・創意・熱意)や、管理責任やコミュニティが重要というメッセージを伝えました。




写真左から
2番目 TDG ロベルトC.デルガド会長
4番目 リエル・ゴンザレス一等航海士
5番目 当社相談役 宮原耕治

当社はより質の高いNYK Qualityの船員の育成を目指し、日本の海運業界に先駆けて2007年6月に同国に商船大学を開設しました。さらに独自の奨学金制度を整え、家庭環境から大学に通うことが困難な学生に対しても大学進学の道を開き、フィリピンの状況に合わせた独自の基礎学力向上プログラムと乗船実習を実施してきました。昨年まで約700人の卒業生を輩出しています。卒業後のフィリピンの海技国家試験合格率は100%であり、昨年、同校の卒業生から初の1等航海士が誕生しています。

 当社は今後も日本および世界で培ってきた船員育成の経験を活かし、将来の当社船員の中核となる幹部候補として、フィリピン人船員のさらなる「質」と「量」の向上を図っていきます。





【NYK-TDG MARITIME ACADEMY概要】
開校日 :2007年6月3日
規模:学生(定員数)航海科  90名 / 機関科 90名 1学年計 180名
職員 約70名
場所:マニラ近郊カランバ市カンルーバン(マニラ市内から車で約1時間)
システム :3年間の講習と1年間の乗船実習の4年制
理念 :学生個々の人格形成と実践的な海事技術の習得を中心にした世界に通用する船員の高等教育を行う。


(注)トランスナショナル・ダイバーシファイド・グループ
1976年に現会長のデルガド氏により設立された企業グループで、船舶の代理店業と船員供給・教育事業に加えて、航空事業や物流事業を行う。当社とは、設立時の1976年から協力関係にある。

以上

 
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