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コミュニケーションと好奇心で充実した社会人生活を
―2017年度入社式で社長が訓示―

2017年4月3日

当社は4月3日、東京都千代田区の本店ビルで2017年度新入社員入社式を行い、代表取締役社長 内藤忠顕が新卒採用社員59人【陸上職38人、海技者21人<航海11人(うち自社養成コース6人)、機関10人(うち自社養成コース5人)>】に対して以下の通り訓示を行いました。

皆さん、入社おめでとうございます。
本日、59名の皆さんが入社し、新たに我々の仲間に加わったことを日本郵船を代表して心から歓迎いたします。皆さんが、社会人としての第一歩を踏み出すにあたり、会社の先輩として一言お話させていただきます。

日本郵船は今年創業132周年を迎えます。その長い歴史を振り返ると、大きく三つの時代に分けられます。最初は、1885年の創業から、日本の近代化の波に乗って大きく発展し、第二次世界大戦で壊滅的な打撃を受けた戦前・戦中の第一期。次は、ほとんど無の状態から諸先輩方の血のにじむ努力によって日本の高度成長と共に奇跡的な復興を果たした第二期。そして、最後は1985年のプラザ合意に端を発する円高の進行と、冷戦の終結によって海運業の構造が大きく変化した第三期です。

第三期がはじまっておよそ30年が経過しました。その間に海運業の構造変革とグローバル化が進み、日本郵船およびグループ会社の業態も大きく変化しました。海外に子会社や現地パートナーとの合弁会社が数多く設立されるなど、多様化とグローバル化が進みました。今やナショナルスタッフと呼ばれる海外で働く仲間がグループの屋台骨を支えており、皆さんはそうした仲間と一緒になってこれから働くことになります。

新入社員の皆さんに毎年お伝えしていることですが、そこで大切になってくるのがコミュニケーション能力です。海運や物流の仕事は、ただものを運ぶだけでなく、それに付随する様々な情報を取り扱います。したがって、物事を整理し相手に的確に伝えることや相手の真意をつかみ取ることが、円滑に仕事を進める上での非常に重要です。

コミュニケーションには、言語・非言語の2種類があるそうです。まず、言語によるコミュニケーションで大切なのは、いかに論理的にものごとを伝えるかということです。特に外国人とのコミュニケーションにおいては、受け手の立場や状況を理解し、ロジカルに過不足なく情報を伝えることが重要です。この点は、私も海外での駐在生活で嫌というほど痛感しました。そして、非言語によるコミュニケーションで最も大切な点は、自分の魅力をいかに相手に感じてもらえるかだと思います。一生懸命に自分の思いを伝える態度や、相手に応じて話題を取り出せるたくさんの引き出しを持つことも、会話に深みを与えてくれます。

論理と魅力、この二つを兼ね備えた人になってほしいと思います。これは会社生活のみならず、プライベートにおいてもとても大切な素養です。日々意識することによって向上できますので、心がけてください。

そのためには、これから出会う新しいことにぜひ好奇心を持ってください。日々多様な情報に触れ経験を積み重ねる中で、面白いと思うことや違和感を覚えることがあれば、それを大切にしてください。世間の常識やインターネットの情報を鵜呑みにせず、物事の本質はどこにあるのか深く考える習慣を身につけてください。こうしたやり方は、結論に辿りつくのに多少回り道になるかも知れませんが、これからの社会人生活で必要な観察力や洞察力を与えてくれます。

さて、皆さんは、今日から日本郵船社員としての第一歩を踏み出します。皆さんが過去を振り返ったときに、会社のためだけでなく、豊かで充実した人生を送れたと胸を張れるように働いてくれればと願っています。そして、皆さんは、ご家族や周りの人々の支えがあってここまで成長してこられたという感謝を忘れないでください。

日本郵船の次の30年間はみなさんが造っていくことになります。今日の新鮮な気持ちを忘れずに、明るく元気に働いて欲しいと思います。これから私たちと一緒に頑張っていきましょう。

以上

 
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その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。