1. ホーム
  2. ニュースリリース
  3. 2007年
  4. 船舶ディーゼル発電機用煤塵除去装置の小型化に成功 発電機2台分の排ガス処理が可能に
 
 

船舶ディーゼル発電機用煤塵除去装置の小型化に成功 発電機2台分の排ガス処理が可能に

2007年9月14日

船内に設置された煤塵除去装置
装置外観
今回搭載される新造自動車専用船 APHRODITE LEADER

当社グループ会社の株式会社MTI(Monohakobi Technology Institute,本社:東京)は、第和工業株式会社(本社:兵庫県尼崎市:中島健次社長)と共同で、このほど船舶ディーゼル発電機用の煤塵除去装置を開発し特許を出願しました。

船の運航や荷役に必要な電力は、船内のディーゼル発電機で賄われており、このたび、開発した煤塵除去装置は、ディーゼル発電機の排気ガス中に含まれる煤塵を除去するものです。

当社は、2003年に800kW級ディーゼル発電機の排ガスを処理する試験装置を既存の自動車専用船に、また、2006年には1200kW級ディーゼル発電機の排ガス処理用煤塵除去装置を新造自動車専用船2隻に搭載し、C重油(注1)による耐久試験を行い改良を重ねてきました。

今回開発された改良型煤塵除去装置はディーゼル発電機2台分の排ガス処理が可能なもので、9月と10月に新来島ドックで竣工する自動車専用船に搭載されます。

本除去装置は、内部構造や機器配置を改良工夫することで、小型軽量化を図るとともに、主に船舶で用いられる粗悪油のC重油使用の際に発生する煤塵を、大気汚染防止法基準(注2)の約40%以下に除去することが可能です。また、フィルターの洗浄を自動化することでメンテナスの手間を大幅に軽減したのも本装置の大きな特長です。

当社は、今後とも地球環境に優しい最新技術の開発に努め、新造船への技術導入を積極的に進めていきます。

※1 C重油
重油の種類の一つ。重油は粘度によりA〜Cの三種類に分けられており、C重油はその中で最も粘度の高いもの。主に舶用ディーゼルエンジンや発電機に使用される。

※2 大気汚染防止法
1968年に制定された法律で、陸上設備に対して、煤煙、揮発性有機化合物、粉塵、有害大気汚染物質、自動車排出ガスの4種類を規制している。

【 煤塵除去装置概要 】
仕様 C重油(380cSt相当)仕様、1200kW級ディーゼル発電機対応
排ガス処理容量 約8000Nm3/hr × 2台
装置寸法 幅 約1300mm × 奥行き 約1200mm ×高さ 約2600mm
煤塵除去性能 排気ガスの煤塵の排出濃度を0.03〜0.04g/Nm3に抑制
【 外観 】
船舶ディーゼル発電機用煤塵除去装置外観
左:2003年3月に試験搭載した装置(800kW級ディーゼル発電機用)
中:2006年に搭載した煤塵除去装置(1200kW級ディーゼル発電機1台分に対応)
右:このたび搭載した煤塵除去装置(1200kW級ディーゼル発電機2台分に対応)
この記事に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
第和工業株式会社
〒661-0965 兵庫県尼崎市次屋3-11-21
TEL:06-6499-3428  FAX:06-6499-2336
佐藤 雅也  sato@dkc-japan.com
株式会社 MTI
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-2
TEL:03-5222-7696   FAX:03-5222-7680
池田 和人  kazuhito_ikeda@monohakobi.com

以上

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。