昨年に続く里親・里子支援プログラムの実施
2006年11月24日
当社は、本年12月、社会貢献活動の一つとして里親・里子の支援プログラムを二件行います。これは、昨年10月、創立120周年を記念してNPO法人東京養育家庭の会*1の家族408人を招待した、「飛鳥」チャリティークルーズに続くものです。
一つ目は、12月3日(日)に、当社関連のレストラン、クリスタルヨットクラブのランチクルーズに東京養育家庭の会メンバーである高校3年生の里子20名、里親約15名を招待し、マナー教室及び交流会を実施します。
この企画は、NPO法人東京養育家庭の会が目指す、里子の自立に協力するもので、内にこもりがちな里子達に同じ境遇の子との交流の場を提供し自立を促進すると共に、その手始めとして社会で通用するマナーを身につけてもらおうと言う企画です。
現在、東京都の養育家庭制度*2は、 18才以降自立して生活する前提に立っており、里子としての対象年齢は原則18才までと定められています。しかし、実際にはその生い立ちからコミュニケーションが不得手な子供達が多く、職を得て自立するには時間を要し、大多数は18才を超えても養育家庭で生活を続ける為、公的な支援がなくなる里親の経済的な負担の増加などが課題となっています。東京都養育家庭の会は、この様な問題を解決すべく里子の出来るだけ早い自立を促す様々なプログラムを企画すると共に、行政に対する養育期間延長の働きかけの検討も行っています。当社は、東京養育家庭の会のこの様な活動に賛同し、テーブルマナー教育とランチクルーズを提供する事としました。
二つ目は、12月23(土)〜24日(日)に「飛鳥II」の「X'mas横浜ワンナイトクルーズ」に、横浜市愛児会*3の里親・里子10組、20名の方々を招待します。これは昨年の「飛鳥」チャリティークルーズのコンセプトを継続するものです。横浜は、「飛鳥II」の船籍港であり、当社とも縁のある地域であるために、今年は横浜市の里親・里子の方々に乗船いただく事としました。当日は出港前に、日本郵船歴史博物館館長代理 野
利夫による本船案内ツアーも特別に実施する予定です。
当社は、一般に知られていない社会の課題に取り組むことは、企業の大きな使命であると考えます。里親制度の認知度が高まり、里親や里子の方々が抱える問題についても広く社会の皆様と共有されるように、今後とも様々な形での里親・里子支援プログラムを継続し、「良き企業市民」として積極的に社会貢献活動に取り組んで参ります。
※1 NPO法人東京養育家庭の会:
東京都の養育家庭制度*2を利用し、里子を育てている養育家庭を支援するNPO法人。
※2 養育家庭制度
一定の期間、養子縁組を目的としないで、さまざまな理由(親の離婚、家出、病気、虐待など)で、実の親と一緒に暮らすことのできない子どもたちを、家庭に迎え入れ、心身ともに健全に育てることを目的とした東京都の制度。養育費の援助があるが、原則18才まで。2006年6月末現在、本制度を利用し、登録している養育家庭は385件。244人の子どもたちが養育家庭で暮らしている。
※3 横浜市愛児会
横浜市社会福祉協議会に事務所を置き、横浜市内の里親里子家庭の交流や研修活動を行っている任意団体。横浜市の里親認定を受けている家庭で愛児会の活動趣旨に賛同している人たちが参加している。会員数は2006年3月現在約96名。
以上
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

