当社「LNG船船員研修」、ノルウェー船級協会より正式認証取得(SIGTTOスタンダード認証を、邦船社で初めて取得)
2006年9月14日
右:DNV日本地区総支配人 トロンド・ホドネ氏
当社はこのたび、ノルウェー船級協会であるデットノルスケベリタス(DNV)*1より、当社のエルエヌジー(液化天然ガス、LNG)船船員研修が国際的な船員訓練基準「SIGTTOスタンダード」*2を満たしている研修であるとの認証を、邦船社で初めて受けました。
「SIGTTOスタンダード」は、今後世界的な増大が予想されるLNG船の安全運航を確保するため、船員の教育水準を高度に保つ必要性があるとの関係者の認識から、昨年の11月に策定されたものです。策定にあたっては、船社・荷主を含め多くの関係者が参加し、当社もワーキンググループの段階から長年培ってきたLNG船管理ノウハウを提供するなど全面的に協力致しました。今後LNG船の運航関係者は順次この「SIGTTOスタンダード」の認証を受けていくと考えられます。
このたび当社が受けた認証は、当社船員研修所で実施する様々な研修の中の「LNG船(標準)研修」と呼ばれるもので、当社がLNG船の運航を開始した 1983年から継続して実施している座学及びシミュレーターを使った10人程度の少人数の実践的な研修です。同船員研修所では、この他にも、LNG船乗船研修、LNG船(上級)研修、タービンシミュレーター研修、6,600V高電圧研修など、安全運航を目的とした各種研修を体系的に実施しており、当社の過去20年以上にわたるLNG船、約2600航海の安全運航を支えています。
世界的なLNG輸送需要の増加に伴い、当社はLNG船ビジネスへの積極的な展開を進めており、船舶保有隻数は2010年までに現在の37隻から67隻に増加する見込みです。優秀な船員を確保することは業界として至上命題であり、当社は、現行の研修体制を今後世界的に展開し、LNG船の安全運航及びLNG の安定供給に貢献してまいります。
※1 DNV
1864年に「生命・財産・環境の保護」を目的にノルウェー・オスロに本部を置く自主独立財団として設立。世界100ヶ国以上、300の事務所、6,100人のスタッフが船舶に関する船級、ISOなどの認証及びコンサルティングの各分野にわたりサービス提供している。
※2 SIGTTOスタンダード
ガス会社、電力会社、LNG船運航会社、ターミナル会社等が参加する、国際ガスタンカー並びにターミナル運用者協会(SIGTTO:Society of International Gas Tanker and Terminal Operators Limited)が策定した、LNG船船員訓練要件に関する統一規格。高度なLNG船船員の質を維持する為に2005年11月に策定された。
以上
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

