テロ対応訓練(香港)・重大事故対応訓練(東京)を実施
2005年8月2日
当社グループでは、7月1日から一ヶ月間97年7月のダイヤモンドグレース号の油流出事故を教訓として、安全運航の重要性をすべての社員が再認識するキャンペーンを実施しております。このキャンペーン活動の一環として、この度テロに遭遇した場合や重大な海難事故が発生した場合を想定して下記対応訓練を関係当局と共に実施いたしました。
- 香港警察とのテロ対応訓練
7月28日、当社は、香港警察(HKPF:Hong Kong Police Force)と合同で、船舶が洋上でテログループに占拠された場合を想定したテロ対応訓練を実施いたしました。
訓練は、香港に向かって航海中の石炭運搬船“Lady Kadoorie"(当社運航、東予産業株式会社管理の 総トン数:77,240トン)からの船舶保安通報(Ship Security Alert)を受けた船舶管理会社が各関係機関に通報、救助を求めることで開始。香港警察の特殊部隊(Special Duties Unit : SDU)が乗船しテロを制圧するとのシナリオで実施されました。テロリスト役に扮した香港警察職員が事前にヘリコプターで船に乗船しテロ役や不審物を配備。その後、香港錨地へ接近する船に39名のSDU及びテロ訓練を受けた警察犬が4機のヘリコプターと5隻のスピードボートから乗船し9名のテロリストを制圧、時限爆弾を含む3個の不審物を押収するという本番さながらの臨場感をもって実施されました。また、テロ発生の連絡を受けた東京の本社では、直ちに対策本部を設置し、船舶管理会社および香港にある当社現法NYK LINE Honk Kongと連携し、その対応にあたりました。
- 東京湾におけるタンカー重大事故対応訓練
7月29日、当社関連船舶管理会社であるエヌワイケイ シップマネジメント社(NYK SHIPMANAGEMENT PTE LTD 本社:シンガポール)が管理する大型タンカー「高松丸」が、東京湾入り口付近で他船と衝突し多量の積荷原油を流出した事を想定して行いました。訓練には、サルベージ会社、保険会社、海上災害防止センターに加え、関係当局も参加し、手順を確認しながら正確な情報交換を進めるなど、被害を最小限に留める為の対応訓練を行いました。また、周辺居住者をはじめとした社会の不安に適切に対応するため事故の状況をプレスリリースや記者会見などで迅速に対外的に発表する訓練も合わせて行いました。
当社では、重大事故やテロ等に対応するため、今後とも関連当局と密接に情報交換を行うと共に、共同訓練等も積極的に行う方針です。
以上
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

