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当社運航船3隻、国土交通省より大臣賞・気象庁長官賞を受賞〜観測通報に貢献〜

2005年6月17日

このほど、当社の運航する貨物船3隻が海上気象の観測通報に貢献したことで、国土交通省より国土交通省大臣賞と気象庁長官賞を受賞しました。

今回の受賞は海上気象観測通報を実施した日本籍の船舶が表彰の対象で、その登録船は2004年末時点で666隻を数えますが、その中で当社3隻を含む9隻が受賞しました(商船は4隻のみで、残り5隻は大学等の練習船です)

・国土交通省大臣賞 Century Leader No.3 (自動車専用船)
・気象庁長官賞 三州丸 (石炭専用船)
のーすうえうすと すいふと (LNG船)

当社は、この度の受賞を励みとして、より一層の安全運航に努めると共に、気象調査に役立ててもらうべく、引続き海洋上の気象情報を提供していく所存です。

写真
【Century Leader No3】
船籍 :日本
総トン数 :44,830トン
船種 :自動車専用船
【三州丸】
船籍 :日本
総トン数 :55,130トン
船種 :石炭専用船
【のーすうえうすと すいふと】
船籍 :日本
総トン数 :107,146トン
船種 :LNGタンカー
【海上気象観測について】
 地球表面の70%を占める海は、世界の気象現象にも大きな影響を及ぼします。しかしその一方で、海洋での気象データは少なく、気象観測上の一種の盲点となっております。これを補うのが、航行中の船舶による気象観測データの収集です。これは国連の専門機関であるWMO(世界気象機関)が奨励し、同じく国連機関であるIMO(国際海事機関)のSOLAS条約(海上における人命の安全のための条約)にも規範として定められております。その背景には、各国の気象機関が外洋を航行する船舶のために気象状況を提供する代わりに、船舶は観測の難しい海洋上での気象情報収集に協力する、という考え方があります。そのための通報方式も国際的に統一されており、風向、気圧、気温、水温、うねりの高さ、雲の種類と高低などの観測結果はすべて数字のコードに翻訳され、日本から西経160度までなら日本に、それ以東なら米国に送られ、WMOの国際気象通信網を通じて世界中に配信されます。これをもとに世界の気象機関が天気図などの気象データを作成し、それが再び、航行中の船舶にフィードバックされる仕組みです。
 コンピュータを始めとする先端装置を備えた船も、台風や濃霧のような気象現象には勝てません。同様にスーパーコンピュータを駆使した現代の気象予測技術も、広大な海洋上での気象データの収集なしには意味をなしません。
 こうした両者のギブ・アンド・テイクがもたらす恩恵は、船舶の安全運航はもとより、陸に住む私たちの生活にとって、極めて大きいといえます。

以上

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。