コンテナ船による化学品の安全輸送プログラム
「CDI-mpc」に邦船社として初めて参加
2005年3月31日
当社は、欧州の化学製品業界が設定した、コンテナによる化学製品等の安全輸送に関するプログラム「CDI-mpc」に参加することを決定いたしました。このプログラムへの邦船社の参加は、当社が初めてとなります。
欧州では、化学製品業界各社が1994年に、独立した非営利組織CDI(ケミカル ディストリビューション インスティチュート:Chemical Distribution Institute)を設立し、主に化学製品を扱う港湾施設や石油製品タンカーに関する安全基準を設定すると共に、同組織に加盟する各企業が、同安全基準に従った輸送をしているか監査を行ってきました。
今回CDIは、新たに「CDI-mpc」を設定し、従来は専用船での輸送に限られていた安全基準の策定及び安全性の評価をコンテナ船の個品輸送に対しても行う事となりました。
この「CDI-mpc」によるプログラムでは、従来の専用船及び港湾施設に加え、化学製品を輸送するコンテナ船や倉庫を対象とした各種安全基準が設定されています。このプログラムに参加する各社は、設定された安全基準を守って適切に船の運航や施設の運用を行う必要があり、随時第三者機関による監査も受ける事となります。当社としては、本プログラムに参加することで、高い輸送の安全性を確保するというお客様の要請にお応えして行く所存です。
第三者機関による監査は、当社が運航するコンテナ船エヌワイケイアンタレス(NYK ANTARES)にて初めて実施され、本プログラムで取り決められた全ての安全基準を満たしていることが確認されました。当社運航コンテナ船はこのNYK ANTARESを初め、今後も順次監査を受ける予定です。
当社は引き続き貨物の安全輸送に取り組み、お客様からの安全面に関するご要望に対しても、真摯に対応して参ります。
※CDI-mpcとは
Chemical-Distribution Institute-Marine Packed Cargoの略。コンテナ船で輸送される化学製品の、安全輸送に関する取り決め。輸送に使用するコンテナ船のみならず、輸送に付随する港湾施設や倉庫なども監査の対象となっており、さらにそれらの安全性の評価として定期的な監査が実施されます。
以上
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

