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シンガポール当局とテロ対応の合同訓練を実施

2004年9月17日

9月16日、当社と関連船舶管理会社であるエヌワイケイ シップマネージメント社(NYK Shipmanagement、本社:シンガポール)は、シンガポール当局(MPA:Maritime and Port Authority of Singapore)と合同で船舶への海上テロ攻撃に対応する訓練を実施いたしました。

訓練は、シンガポール沖に錨泊中の船"エルエヌジー ジャマル"(当社運航の液化天然ガス運搬船 総トン数:112,069トン)に対して不審船による衝突テロが計画されているとの情報を、当局が入手したと想定して行われました。
当局からの警戒発令により、各関係者は定められた保安計画に沿い、緊急連絡を行うとともに警備体制を強化し、さらには高速で接近する不審船を実際に巡視艇が追跡した上拿捕するという本番さながらの臨場感をもって実施されました。また、当社本社(東京)では、船舶保安統括者(Company Security Officer)が本船からの連絡を受け、直ちに対策本部を設置し、その対応にあたりました。

当社は、昨年12月に経営トップによる「海上テロ対策連絡会議」を設置して以来、安全環境グループ危機管理チームを事務局に、傭船を含めた約500隻の運航船を対象に保安活動を強化してまいりました。今回のテロ対応訓練は、イラクやロシア情勢の改善が見られない中、マラッカ・シンガポール海峡における船舶の安全を確保する為、当社保安活動の一環として、計画・実施したものです。

シンガポール当局と民間の船会社が共同で、この様な大規模なテロ対応訓練を実施するのは、国際船舶や港湾におけるテロ等の危険が増大する中、本年7月1日にSOLAS条約※1が改正されてから初めての試みとなります。

当社は、あらゆる海上テロへの脅威に対応する為、今後も同様な合同訓練を通じ各国当局と積極的に連携をとり、対応して行く方針です。

※1 SOLAS条約
1914年に制定された、海上における人命の安全のための国際条約。本年7月1日に改定され、国際航行船舶や港湾の保安基準がより強化された。

【訓練日時】 9月16日 13:30〜14:30
【場 所】 シンガポール沖 危険物積載船錨地 ALGAS錨地
【本 船】
船名 LNG JAMAL(液化天然ガス運搬船)
配船航路 オマーン − 日本
建造年月日 2000年10月31日
総トン数 112,069トン
全 長 290m
全 幅 46m
【参 加】 MPA(Maritime and Port Authority of Singapore)
PSA
シェル イースタン ペトロリアム社
シンガポール警察
シンガポールコーストガード
シンガポール海軍
シンガポール入国管理局
日本郵船
NYK Shipmanagement

以上

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。