ダブルハルVLCC 2隻を中国・NACKSにて建造 2007年中に完全ダブルハル化達成
2004年3月25日
当社は、以下の通り載貨重量300,000MT型ダブルハルVLCC(大型原油タンカー)2隻の建造を決定いたしました。
| 積荷重量 | : | 300,000 メトリックトン |
| 総トン | : | 160,300 トン |
| 全長/全幅 | : | 333メートル/60メートル |
| 発注先 | : | 株式会社川崎造船 |
| 建造造船所 | : | 南通中遠川崎船舶工程有限公司(NACKS) |
| 竣工時期 | : | 2007年上半期 及び 2007年下半期 |
当社は、かねてより新造船発注先の多様化に努めており、とりわけ中国に対しては、今後予想される海上荷動き拡大における同国の大きなプレゼンスに鑑み、営業戦略的見地からも、継続的に建造を検討しております。
昨年暮に大型ばら積船 2隻を当社として初めて中国・上海外高橋造船に発注いたしましたが、今回はこれに続く中国での建造決定となります。また、中国でのVLCC建造は、本邦初となります。
建造造船所のNACKSは、株式会社川崎造船の技術指導により中国国内でもトップクラスの技術力を備えており、VLCCの建造経験も豊富であることから、国内造船所並みの高い品質を確保できることになります。
今回の決定により、当社における2004年度以降の新造VLCC竣工は、既に発注済みの11隻と合わせ、13隻となります。
当社はタンカーのダブルハル化を、海洋環境保全のための「環境アクションプラン」の一つに掲げており、2007年中の完全ダブルハル化を目標に、新造ダブルハルVLCCの整備を積極的に推し進めて参りました。
今回の決定により、2007年末時点でのダブルハルVLCC船隊は29隻、ダブルハル化率は100%となり、目標通り2007年中の完全ダブルハル化を達成できる見込みとなりました。
【発注済みVLCC一覧】
| 竣工予定時期 | 造船所 | 投入油社 | |
| 2004年6月 | 三菱重工業(株) | 富士石油(株) | |
| 2004年7月 | ユニバーサル造船(株) | 新日本石油(株) | |
| ※1 | 2004年9月 | (株)アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド | コスモ石油(株) |
| 2004年11月 | 今治造船(株) | 昭和シェル石油(株) | |
| ※2 | 2005年2月 | (株)アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド | コスモ石油(株) |
| 2005年3月 | 今治造船(株) | スポット運航前提 | |
| 2005年3月 | 三菱重工業(株) | スポット運航前提 | |
| ※1 | 2005年7月 | ユニバーサル造船(株) | コスモ石油(株) |
| 2005年12月 | (株)アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド | 九州石油(株) | |
| 2006年下半期 | 三菱重工業(株) | 未定 | |
| 2007年第一四半期 | (株)アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド | 未定 | |
| (注) | ※1: | 共栄タンカー(株)との共有船 |
| ※2: | 新和海運(株)との共有船 |
なお当社では、海洋環境保全の観点より、2005年12月以降竣工の新造VLCCにおいて燃料タンクの二重化を実施しておりますが、今回建造を決定した2隻におきましても、これを採用いたします。
燃料タンク内壁面間の幅は、今回もカーゴタンク並の2mとし、ダブルハル効果を高めます。
以上
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

